前回の「面接テクニック!アジア最強のヘッドハンターはココを見る!」という記事に続き、同じ人物であるハイドリック&ストラグルズのパートナーの渡辺さんの記事がおもしろかったので、日々の業務という切り口でチェックしてみました。
過去の動画からもいくつかピックアップしました。
ヘッドハンターの定義
渡辺さん曰く、ヘッドハンターとは資格を持った士業ではないので、誰もがヘッドハンターと名乗れるという。
ただ、彼女の中では、前払金形式で報酬をもらう覚悟がない限りヘッドハンターとは呼べないと思っているようだ。
確かに、明確な定義があるわけではないが、通常転職が成功して年収の3割くらいをもらう人材紹介との比較では前払いかどうかは分かれ目になりそうだ。
また、渡辺さんは年収2,000万円クラス以上の上級職をスカウトするプロフェッショナルとも言っている。
・前払いで報酬をもらう仕事
・年収2,000万円以上の上級職をスカウト
この2つが揃うのが、ヘッドハンターと呼ばれる仕事のようだ。
ヘッドハンターの日々の仕事とは
・アポは月150件(秘書に空いている時間にアポを入れられる)
・一回1時間くらいの面談を何件もこなすのはフルマラソンを走り切るくらいのエネルギーを使う
・ヘッドハンターの能力の差は、高い質問力と対話力により「見えないものを見る」力
・会って、会って、話を聞いて、人の人生に真剣に向き合うことがルーティーン
・年収はプロスポーツ選手をイメージすると良い(ただお金に全然興味ない)
聞いている限りかなりハードな仕事のようだ。
人と話し続けるのも毎日何件もあると大変だと思うし、それが転職という人生を左右する内容であれば尚更だ。
ヘッドハンターとしての能力を上げるとすると、質問力、対話力、見えないものを見る力が挙げられるようだ。一体どんな面談をするのかは見てみたいものだ。
給与はかなり良いような表現だが、かなり体力と精神力が奪われる仕事のように感じる。
まさに人間力が試される仕事になることは間違いない。