【完全版】海外現地採用のキャリアパス!キャリアアップになる?日本への帰国は可能?全部教えます!

ネットでは海外現地採用に対してはネガティブな偏った意見が多いです。

日本と違って、同じ日本人でも現地採用(現地法人に帰属)と駐在員(日本本社に帰属して、日本円で給与あり)という二つの働き方があることが状況を際立たせているような気がします。

また、コールセンターなどの3〜5万バーツで働く人と、普通のそれなりに大企業で日本と同じようなレベルの営業、技術職、経理、法務、コンサル、社長などの職種で現地採用で働く人を全て十把一絡げにして現地採用と呼んでいるのが、状況を分かりにくくするのだと思います。

日本には派遣・パート・バイト社員と正社員とかはありますが、明確に仕事のレベルが違ったり、仕事への目的やコミットメントも違います。

ただし、集客を集めるために極端なケースを好むネットという特性を理解して、あまりネットの誇張表現に惑わされずに、冷静に取り組んでいる仕事ともらっている待遇などを見るようにしましょう。

現地採用で戦略コンサルで働く人もいれば、現地で起業してビジネスしている現地採用の人(雇用元が現地法人というだけ)もいて、中にはとんでもない額の給与を得ている人も多くはないですがいます。

ただ、まだまだ海外現地採用のキャリアパスのサンプルが少ないのと、数年だけ海外で働いて日本に戻ろうと考えている人も多いと思うので、海外転職マニアの私が現地採用のキャリアパスについて周りの友人の具体例をもとに綴ってみます。

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マネジメント経験を狙うケース!現法社長も?

海外現地採用で働くと、日本に比べて一生その会社にしがみつこうという老害が少ないので、日本人やタイ人がどんどん退職していきます。

上のマネジャーとかも次々に辞めていくので、実力や実績がそんなに際立っていなくても、いるだけでスルスルと上のポジションに上がっていくケースは多いです。

また、日本本社に英語話せる人や海外慣れしている人がいないような会社は、TOPに日本人を置いてくれるケースが多いので、そういった点でもマネージャーとして働けるチャンスが日本人というだけで増します。

いくら我が社は実力主義で国籍に関係なく人材を見ていくと言葉では言うが、実態はそうではないケースは多いです。

コロナになりオンラインでのマネジメントが広がり、コストの高い駐在員を置かなくてもいいということに気づいた企業も多いですから、長期的に海外現地法人にいてくれる日本人を起用するケースは増えています。

日本で社長や支社長になれる人は一握りですから、マネジメントや管理職のポストがあきやすいという観点ではチャンスは多いです。日本にはない、外国籍のメンバーのマネジメントという希少な経験もできる人は多いです。

日本帰国して、日本本社でそのまま働くケース

日本でも人材不足はずっと起きていますから、現地採用の日本人が日本に帰るタイミングで雇ってくれるケースもあります。

同じ製品・サービスを経験していて、会社の働き方や社風も知っているわけですから、現地法人で成果を出して日本側と関係性を築いていれば可能性はあります。

ただ、これは入社前にそういったケースが過去あったかの実績を聞くのが一番いいと思います。でも、自分が第一号になることもあるかもしれません。

もしその働いていた会社に採用されなくても、同業界や競合で採用してくれると思います。

海外でグローバルに働いた希少な経験は自動的に得れますし、あとはそこで磨いたスキルが役立つか、そこで得た経験が評価されるかどうかなので、それは海外現地採用で働いていいようが、日本で働いていようが当たり前ですが同じです。

違う国や、同じ国の中で転職

現地採用を一定年数経験した後は、そのまま同じ国で転職してもいいですし、違う国でまた現地採用と転職してしまうのも自由です。

現地採用は日本のような終身雇用前提の雰囲気もないので、辞めるときのしがらみも少ないです。

同じ国で転職する場合は、もしその国の現地語を覚えて入れば、最初その国に訪れたときより転職の際に強みを持っている状態になります。

その国の現地の人のマネジメント経験があったり、その国通貨の相場や給与の相場も一回経験していれば分かると思うので、同じ国で転職するのは楽です。しかも、既にその国にいるので対面面接や選考もしやすいです。

別のパターンとしては、マレーシア→シンガポール、シンガポール→タイ、タイ→インドネシア、フィリピン→ヨーロッパなど同じ現地採用で他の国で転職することもできます。

強みとしては、英語の使用経験、外国人との就業経験、海外での勤務経験というのが備わっていますから、一定の強みを持って転職に挑むことができます。

先に述べたように日本ほどの辞めることへの責任はないですから、旅行感覚で色んな国を経験するのもありかもしれません。

もし転職回数を増やしたくないのであれば、グローバルに拠点があって、他国に異動したことがある人のいる会社に最初から入ってしまいましょう。

色々書いて思いましたが、どんな雇用のされ方であれ、英語やマネジメントなど転職に活かせる汎用的なスキルを身につけるのは大事ですね。

もうその国にずっといる予定という人であれば現地語が強いと思います。マレーシアならマレー語、タイならタイ語、ベトナムならベトナム語などです。日本からきて英語話せる人は多いと思いますが、日本からきて現地の言葉を話せる人は少ないので、ある程度のレベルであれば会社内では唯一無二の人材となれるケースが高いです。

初心は目指さず、副業などでパラレルキャリアを目指す

日本でも法律で副業を禁止することはできないのですが、海外だと尚更です。

日本では就業規則や社則で副業を禁止するケースがあります。ただ、ご存知の通りそういった風潮や制度は徐々に減っているのですが、今だに禁止している会社は多いですし、上司とかにはよく思われないかもしれません。

しかし、海外の外国籍の社員は副業やスモールビジネスをしているケースは多いです。なので、同じ法人にぶらさがっている現地採用の日本人も副業を禁止することはできません。

と言う意味では日本本社にぶら下がって規制されている駐在員よりも副業や兼業をしやすい立場に現地採用社員はあります。

その特性を活かして、会社での仕事はそこそこに副業で足りない分の収入や自己実現を果たすのも良いかと思います。

仕事によっては日本よりも定時にサクッと帰れる会社は多いです。理由は現地社員が定時に皆んな帰るので、その流れで会社に残っていない奴はダメみたいな同調圧力も少ないです。

残業の少ない会社でなくても、海外だと会社の近くに住んだりできるので時間は生み出しやすいと思います。

そういった特性を活かして空いた時間にスキルアップをしたり、副業をする時間に当てたりもしやすいのは海外現地採用の良い点ですね。

日本に帰国して転職して海外事業部で働く!

海外現地採用で働けば、海外現地の知識と経験もあるし、英語も話せたり、英語のビジネスでの使用経験もあるので、海外事業部や外資系企業で働ける確率は当然あがります。

国内でTOEICがんばりましたって人よりも、実際で海外で働いた経験は強いです。

まずは、転職サイトでコンサルタントと話さずに、どんな求人があるかチラッと見てみたい人や、自分に合った求人をスカウトされたいという方(サイトへの登録必須)は以下がおすすめ。

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まず転職する人の8割が登録しているリクナビNEXTにも登録しましょう。求人数が多いのでどんな求人があるかや、サイトへ登録して長期的にスカウトを待つのにも良いと思います。業界最大手のリクルートが運営する日本最大の求人サイトなので、漏れなく求人をチェックできます。

次に、高価格帯のポジションや駐在案件を狙いたいハイクライスの方々はビズリーチに登録するのが良いでしょう。履歴書をアップロードすることで、ヘッドハンターから声が掛かります。

キャリア全般のアドバイスをプロにして欲しいと言う人は転職エージェントに登録しましょう。転職や業界に詳しいプロのコンサルタントからアドバイスをもらえます。

転職サイトと違ってネットにはない非公開求人を持っていることも転職エージェントに登録するメリットの1つです。

まず、特におすすめなのがJACリクルートメント。なぜなら、海外に関わる求人や外資系のポジションに強いので、海外現地採用の経験のある方との親和性が高いからです・

日本にある法人なので日本に住みながら出張ベースで働くリクエストや駐在案件のリクエストもできそうです。

JACは海外・外資・ハイクラスに強みを持つエージェントなります。

上記3つをおすすめしましたが、大事なのは情報の網を広げて複数のサイトに登録することです。また、登録しないと非公開の求人や、スカウトがかからないので注意しましょう。

できるだけ広い求人を網羅し、最適なコンサルタントからアドバイスをもらうのが転職活動を失敗しない秘訣だと思います。

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