アジア最強のヘッドハンターが伝える面接テクニック!ということでNewsPicksの動画を見たのでまとめたいと思う。
動画内ではハイドリック&ストラグルズのパートナーの渡辺紀子さんの面接方法が公開された。
面接を受ける人も、面接をする企業にも参考になる内容でした。
職務経歴書はこう見る
・経歴の変換点に目をつけておく
・変化点を中心に聞く
・キャリアのストーリーの仮説を立てておく
・転職歴の多い人はどこか1社に長く勤めている
・質問したときに的を得ているかどうかで加点減点
プロのヘッドハンターから聞かれる質問は変化点のようだ。
現在の会社の退職理由はよく聞かれると思うが、その前の会社の変化点などを深く聞かれる。
また、ヘッドハンターは事前にキャリアのストーリーの仮説を立てておき、それが当たっているか間違っているかを確認していく作業をするようだ。
その変化点や仮説を確認して、キャリアに補助線を引き、立体的に浮かび上がらせるようにする。
面接の心構え「5要素」
・地頭(頭の回転・返答の切れ味・語彙の豊かさ)、エネルギー(仕事にも人生にもワクワクしていてほとばしるもの)、可愛げ(チャーム、憎めなさ)、運の良さ(運がいいことを自分で認識でいる人)、好奇心(アンテナの高さ、引き出しの多さ)に着目
人間力というのを因数分解すると、意外にこの5要素になるのかもしれない。
とくにエネルギッシュでチャーミングであり、好奇心旺盛であることは人間的に魅力的だ。
なかなか後天的に身に付けることは難しいかもしれないが、これらが見られるポイントのようだ。
実践!プロの面接を覗き見
・今の時代は地頭形成期の高校時代を見る
・自分の性格は生い立ちに関係があると思うか
・生い立ちの中で培われているものは多い
・質問を理解し、整理し、適切なアウトプットが出てくるか(地頭のチェック)
・エネルギーレベルを因数分解すると「仲間と共鳴して何かをやる」「土壇場の胆力」などに表れる
・「5要素」は絡み合って、好回転することも逆回転することも
・5要素は必要条件
・ChatGTPの登場で自分の業界におけるインパクト(好奇心のチェック)
・企業は選ばれる側であるのでフェアであるべき
生い立ちを整理しておくことは、自分の人格形成を理解するのに重要かもしれない。
また、自身が身を置く業界についての知見も磨き上げていくといいだろう。