【保存版】香港のおすすめ転職エージェント9選!人材紹介会社を徹底比較!

「海外で転職したいけど、年収は落としたくない!」という方におすすめなのが、香港。

物価も(特に家賃)もちろん高いのですが、その分も給与相場も高いです。

給与と物価水準が高い国の一つにシンガポールもありますが、香港は地理的に日本に近いので、いざとなったら日本に帰りやすいのが特徴ですね。

海外就職を実現したいけど、親の心配や大切な人が日本にいる場合はあまり遠くに行けないですが、その両方の夢を良いバランスで実現させてくれるのが香港だと思います。

最近では中国語を話せる日本人も多いですが、英語と中国語、更には広東語を駆使したい人にもおすすめなのが香港ですね。

特にハイクラス人材向けの求人や金融関連の求人が多いのが特徴です。

アジアのハブとしてはシンガポールと比べ見劣りしてきているのが現実ですが、中国の発展や国としての混沌さを楽しむには香港就職は良いかもしれません。

海外転職の経験が豊富な私が思うに、今回紹介する香港の転職会社25社から、1社ではなく複数のエージェントや転職サイトに登録することをおすすします。

組み合わせとしては、「情報量が一番多い大手1社+希望職種の特徴に合った1社」がおすすめです。エージェントやサイトから同じ求人も紹介されると思いますが、求人情報の網羅性とサービスの質の担保をするために複数のエージェントに登録すると安心です。

それでは、早速香港にある人材紹介会社やサイトの特徴をお伝えします!

本文の最後に転職マニアの私が選ぶおすすめ3選を発表。

※本記事にはPRが含まれます

 

PERSOL(パーソル)・香港

1994年にテンプスタッフの100%現地法人として人材サービスを始めました。

現在はパーソルホールディングス51%、ケリーサービス49%出資のPERSOL(パーソル)にブランドが統一され、幅広い人材サービスを提供(旧・インテリジェンス・香港)。

ケリーサービスは世界大手のエグゼクティブサーチなので、そこと協業しているPERSOLは外資系の案件なども期待できそうだ。

人材紹介だけでなく、人材派遣、エグゼクティブサーチ、採用代行業務、業務代行、労務コンサルティングサービスを提供しているので、安心感が非常にある。

香港において総合人材サービスを提供している会社と言えるでしょう。

ウェブサイト:PERSOL・香港

住所:6/F, Tower 2, The Gateway, 25 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Hong Kong

 

リクルート・香港法人

日本No1、アジアNo1の規模を誇るリクルート。海外では、RGF(リクルートグローバルファミリー)というブランドで展開しています。

香港でも求人・求職者の情報量は圧倒的に多いので、まず初めに登録しておくべきエージェント。マネジメントクラスからスタッフレベルの全ジャンルの求人を豊富に取り揃えている。超大手の安心感というのもある。

日本勤務で駐在案件や日本から香港へ出張する案件を探している人は、日本のリクナビNEXTへ登録するのもありでしょう。

ウェブサイト:リクルート・香港法人

住所:Unit 2206, 22/F, Wu Chung House, 213 Queen’s Road East, Wan Chai, Hong Kong
香港灣仔皇后大道東213號 胡忠大廈22樓2206室

 

JAC リクルートメント・香港【※閉鎖】

エグゼクティブ人材の正社員紹介が強みの人材紹介サービスを提供。日本ではあまり知られていないが、東証一部上場の日系企業。総合人材会社ではなく、人材紹介を専業で行っているJACリクルートメント

マネジメントレベルの管理職で転職を目指す方にとってはおすすめのエージェント。

日本にいる人は日本のJAC Recruitmentへ登録するのもありかもしれない。

私も利用したことがありますが、海外就職を専門に扱うジャパンデスクが東京の神保町にある(支店は全国にあります)ので、そこで一括してキャリアの相談をして世界の各拠点へ繋いでくれます。登録は5分ほどで終わり、全て無料です。

ウェブサイト:JAC リクルートメント・香港

住所:12th Floor, Asia Pacific Centre, 8 Wyndham Street Central

日本のJACリクルートメントに登録して、香港含む全ての国を対象に一括して転職活動しましょう!

※2023年10月に閉鎖したようです。

 

REERACOEN・香港【※閉鎖】

株式会社ネオキャリアという2000年創業の新しい人材紹介会社。2000年代にできたベンチャー企業ならではの勢いがあります。

海外就職では有名な会社なので、どんな求人があるのかを見てみるのも良いかもしれない。

最近はYoutubeに注力しており、香港に関する動画は現時点ではなかったが、他の東南アジアの国などの動画はけっこうありました。

香港の代わりに台湾に関する動画があったので載せておきます。

※恐らくコロナ以後くらいに香港の法人は閉鎖したようです。

ウェブサイト:REERACOEN・香港

住所:Room 608, Tower 2, Silvercord, 30 Canton Road, Tsimshatsui, Hong Kong

 

NAC KINGSWAY

1990年に設立されたキングスウェイパーソネルが、2013年7月の国際会計グループNAC Global Co., Limitedとの経営統合された会社です。会計事務所と統合された強みを活かして、ビザ取得なども丁寧にサポートして頂けます。

ウェブサイト:NAC KINGSWAY

住所:Unit 1606, 16/F., Causeway Bay Plaza 1, 489 Hennessy Road, Causeway Bay, Hong Kong

 

香港華南WORKS

ホームページが若干ブログのようなスタイルですが、2005年に設立された人材紹介のライセンスを取得している転職エージェントです。

スカイプのIDが掲載されているので気軽に連絡してみると良い。

ウェブサイト:香港華南WORKS

住所:Unit605,6F.,Nanyang Plaza,57 Hung To Rd, KwunTong,Kowloon, HongKong
香港九龍觀塘鴻圖道57號南洋廣場6樓605號

 

リクナビNEXT

日本最大、世界第三位の規模を誇るリクルートの転職サイトリクナビNEXT
毎週2.6万人以上が新規登録しているという驚異的なメディア。

香港含む「東アジア」という括りで検索すると、60件もの求人がヒットしました。日本にいながら、将来的に香港駐在や、出張ベースで香港という求人も含まれます。

実際に転職した人の約8割がリクナビNEXTを利用しているので、転職活動しているあなたも是非サクッと登録しておきましょう。

登録することで、企業からのスカウトメールが届くことがあるので、一度登録しておいて、企業側からのオファーを待つのもあり。

無料でサクッと5分くらいで登録できるので、リクナビNEXTは多くの海外転職希望者にオススメできます。

 

DODA(ドューダ)

日本最大級のエージェントサービスを提供するパーソルキャリアのDODA(デューダ)
勤務地を「海外」と選択すると、296件の求人がヒットしました。

エージェントサービスに登録することで非公開求人も紹介してもらえます。日本にいる方は一度エージェントサービスを使ってみてはどうでしょう。

 

BIZ REACH(ビズリーチ)

「ハイクラス転職」「グローバル企業」「海外勤務」このどれかにピンときたら、会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』に登録しましょう。

今や多くの人が知っているサービスとなりました。日本の現職給与から水準を落としなくないあなたにオススメです。

あなたの履歴書を登録するだけで、ヘッドハンター達から声が掛かります。

海外転職前に絶対に確認すべき7ステップ!

海外転職のプロである私が、海外転職に失敗しないために7個のステップについて順を追って説明します。事前準備やエージェントに登録する前に知っておきたい知識を教えます。目次だけ説明すると以下のような流れ。

  1. 複数のエージェントもしくは求人サイトへ登録
  2. 海外現地の給与相場を把握
  3. 海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを理解
  4. 自己分析をして転職の軸を確認
  5. 履歴書、職務経歴書、英文レジュメを準備
  6. 海外転職の選考プロセスを理解
  7. 英語力を強化

1. 複数のエージェントもしくは求人サイトへ登録

上記でエージェントを紹介しましたが、必ずいくつかのエージェントに登録しましょう。というのも、エージェントによって扱っている求人が違います。網羅性を確保するためにも複数のエージェントに登録することを推奨します。

とはいえ、あまりにも多いと沢山のコンサルタントから連絡がきたり、自身で情報が管理できなくなるので2~3個のエージェントもしくは求人サイトに登録することをおすすめします。

2. 海外現地の給与相場を把握

海外となると物価が異なってくるので給与水準も変わってきます。例えば日本より物価の低い東南アジアの新興国に転職しようと思うと当然あなたの年収は下がります。一方、物価の高いアメリカやシンガポールであれば日本での同程度の年収もしくはそれ以上の給与を確保することができます。

国ごとにそれぞれ給与相場があるので、いくつかの実際の求人を比較して給与相場というものを把握しましょう。いざ内定のオファーが出たときにそのオファー額が高いのか低いのか分からなくなるという事態を避けるようにして下さい。

実際の求人を比較する方法以外にはコンサルタントに相場感を聞くというのもありです。

3. 海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを理解

海外で働くと一口に言っても2つの雇用形態があります。駐在員と現地採用は、それぞれメリット・デメリットがあるのでしっかり理解しましょう。

まず大きく違うのが、海外駐在員は日本の会社に所属。一方、現地採用は現地の法人に所属となります。

【海外駐在員のメリット・デメリット】

  • 日本本社所属となるので、給与が高い
  • 福利厚生も良い
  • 海外旅行保険が適用される場合が多い
  • いずれ日本へ帰国する辞令が出る
  • 但し、案件数はほぼゼロに等しい

海外駐在員は誰もが憧れるポジションとなりますが、結論から言うと海外駐在員で募集する求人はゼロです。というのも、海外駐在員はコストが高すぎるので、日本で育ててきた仕事の分かっている社員を送るケースが多いからです。

また、駐在員のデメリットとしてどこかのタイミングで日本へ帰国する辞令が出る可能性があります。せっかく海外で働けるということで海外転職したにも関わらず事業の方向性によっては日本へ戻るという可能性もあります。ですので、海外に移住したり家を買ったり、家族を持ったりしようとしている人には向いていません。

【現地採用のメリット・デメリット】

  • 給与が現地相場になるので低い
  • 日本の手厚い福利厚生が少ない
  • 国によってはステータスが低い
  • ずっと海外で働ける
  • 比較的気楽に働ける

現地採用は転職が決まった段階から海外で働け、現地法人での採用となるので日本への帰任も基本的にありません。アジアなどの国によっては駐在員よりステータスが低く見られることがあります。ただ、シンガポールやアメリカなどの先進国では駐在員と給与や待遇がほぼ変わらない国もあります。

また、現地採用で実力が認められてその会社に必要な存在となれば、本社採用と言って日本の本社への採用へ切り替わる可能性もあります。逆に、駐在員から日本に帰りたくないという理由から現地採用に切り替える人もいます。

アジアで海外転職と言った場合、現地採用での雇用がほとんどのケースになりますのでご留意を。また、海外現地で設立された会社や外資系の会社であれば働く人全員が現地採用となります。

4. 自己分析をして転職の軸を確認

エージェントに登録する前に自己分析をある程度しましょう。エージェントに登録して、コンサルタントに相談すると必ず、「転職で何を実現したいか」「将来何がしたいか」「仕事探しで何を重視するか」という質問がされます。

そのときに自身の転職活動の軸が定まっていないと、転職コンサルタントはどんな求人を紹介すべきか分からないので、ミスコミュニュケーションが発生してしまいお互いにとって時間の無駄になります。

エージェントに登録する前に自身について見つめなおし、どういったキャリアを積みたいかを整理しておいて下さい。個人的には紙に書いて頭の中を整理することをおすすめします。

5. 履歴書、職務経歴書、英文レジュメを準備

海外の転職活動で特有なのが、英文レジュメが求められることがあることです。

理由としては、採用プロセスに現地の国の人事が介入して、書類スクリーニングまたは面接する場合があるからです。ただ、英文レジュメが必要とならないケースも多々あるので、必要に迫られた段階で準備するのもありです。

履歴書:履歴を一定の書式で書いた書類

職務経歴書(職歴書):当人が過去に従事した職務・職業上の地位、および当該職務の具体的内容を、当人の職歴として時系列的(編年体)またはキャリア(経験)、プロジェクトタイプなどをベースに記載した書面のことで、第三者に提示するために使用され、時として履歴書とともに(履歴書の補完的に)使用される。

英文レジュメ:英語で書かれた履歴書(但し、職歴書に書かれている概要も少し書くと良い)

6. 海外転職の選考プロセスを理解

海外の現地に既に住んでいる人はいいのですが、日本国内から海外に就職しようと考えている人の場合、一次面接はスカイプで面接することが多いです。セキュリティ上スカイプが使えない会社では、他のビデオ通話システムやテレビ会議システムを使用する場合もまれにあります。

一次面接が終わったら最終面接は対面で行われるケースがほとんどです。渡航費は残念ながら求職者負担になってしまうので、転職活動する前に航空券代や1~2週間分の滞在費用は用意しておきましょう。

7. 英語力を強化

海外で働く以上、最低限のレベルの英語力は必須になります。英語力は書類選考で一番最初にスクリーニングでふるい落とされる分かりやすい一つのスキルになりますから、転職活動をしながらも時間を許す限り英語を勉強しておくのが良いです。

現地エージェントの面談でも独自の英語テストを行っていたいたり、企業によっては英語面接も少しする場合があります。昔は話せたけどしばらく英語を使っていなかった人なんかも、英語力を取り戻すために英会話を勉強しておくと良いです。

 

香港で転職するのに登録すべき転職求人サイト3選

9社も転職エージェントと求人サイトをリストアップしましたが、バランスを考えて海外転職マニアの経験から香港における転職で登録すべき転職サイト2社と、転職エージェント2社は以下。

おすすめ香港転職サイト2社

転職サイトなのでコンサルタントと話す手間が省けたり、どんな求人があるかチラッと見てみたい人や、自分に合った求人をスカウトされたいという方(サイトへの登録必須)向けです。

まずは転職する人の8割が登録しているリクナビNEXTにも登録しましょう。求人数が多いのでどんな求人があるかや、サイトへ登録して長期的にスカウトを待つのにも良いと思います。業界最大手のリクルートが運営する日本最大の求人サイトなので、漏れなく求人をチェックできます。

最後に、高価格帯のポジションや駐在案件を狙いたいハイクライスの方々はビズリーチに登録するのが良いでしょう。履歴書をアップロードすることで、ヘッドハンターから声が掛かります。

リクナビは総合型で、ビズリーチはハイクラス向けになります。

おすすめ香港転職エージェント2社

転職エージェントなので、コンサルタントの担当があなたにつきます。幅広く転職の相談をプロのコンサルタントとし、アドバイスをもらいたい人向けです。

転職サイトと違ってネットにはない非公開求人を持っていることも転職エージェントに登録するメリットの1つです。

まず、特におすすめなのがJACリクルートメント。なぜなら、日本のJACに登録することで東京の神保町にある海外就職を専門に扱うジャパンデスクから、世界中の求人の可能性を探ってくれるからです。

もちろん、香港だけと指定して、香港の非公開求人のみをもらうこともできます。日本にある法人なので日本に住みながら出張ベースで働くリクエストや駐在案件のリクエストもできそうです。

JACは少しハイクラス向けになります。

 

上記4つをおすすめしましたが、大事なのは情報の網を広げて複数のサイトに登録することです。また、登録しないと非公開の求人や、スカウトがかからないので注意しましょう。

できるだけ広い求人を網羅し、最適なコンサルタントからアドバイスをもらうのが転職活動を失敗しない秘訣だと思います。