【保存版】オーストラリアの転職エージェント9選!人材紹介会社を徹底比較してみた。

ワーキングホリデーの行き先としても人気の高いオーストラリア。

広義のアジアに含まれることもあり、英語ネイティブの就職先としては地理的距離としては最適な就職先になります。

実はオーストラリアは世界で三番目に日本人が多い国で9万人近い日本人が住んでいます。

ビジネスとしては、石炭などの資源系の会社や商社、酪農や農業などの食品会社があります。

また、ワーキングホリデーで最長2年いれることもあり、そのまま住んでしまう日本人も多いようです。

日本人が多いだけに、それだけビジネスや情報も多いです。そんなオーストラリアで就職・転職したい方向けに登録すべき転職エージェントや求人サイトを全て公開し、比較しました。

※本記事にはPRが含まれます

JACリクルートメント

アジアで最大級のネットワークを持つ人材紹介会社のひとつであるJACリクルートメント!海外で転職活動したことがない人は聞いたことがない人もいるかもしれませんが、海外では非常に存在感のあるエージェントです。

東京証券取引所にも上場していて、人材紹介専業の会社としては上場企業の中で日本国内一の売上を誇っています。

実は僕はJACリクルートメントにも転職相談しに行ったことがあるのですが、ハイクラスの転職にも強みを持っているためか、スーツをバシッと着たコンサルタントが紳士的に海外転職のアドバイスをくれました。

JACの特徴を説明しておくと、

  • 外資系に強い
  • 海外転職に強い
  • ハイクラス転職に強い

ということです。

他にも両面営業をしているのが大きな特徴です。

両面営業とは、求職者担当と企業担当を1人でこなすことです。分業ではないので、転職エージェント内での伝達ミスや遅れが発生しにくいんですね。メリット・デメリットありますが、対応のスピードや質を優先するならJACですね。

日本にいる人は日本のJACリクルートメントへ登録するのはありです。オーストラリア現地法人向けの求人はないと思いますが、駐在案件や出張ベースの非公開求人はあるかもしれません。

私も利用したことがありますが、海外就職を専門に扱うジャパンデスクが東京の神保町にある(支店は全国にあります)ので、そこで一括してキャリアの相談をして世界の各拠点へ繋いでくれます。登録は5分ほどで終わり、全て無料です。

リクルートエージェント

日本で最大手の人材紹介エージェント。

転職で有名なリクルート・エージェントでは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1です。
実績豊富なコンサルタントがあなたの転職を成功に導いてくれる。

リクルート・エージェントに登録すべき3つのメリットを紹介します。


1. キャリアアドバイザーが、面談を行う中であなた自身まだ気づかれていない強味を発見してくれます。
2. 転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介してくれます。
3. 履歴書、職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にあなたの強みをアピールしてくれます。

オーストラリア駐在案件は多くないかもしれませんが、オーストラリアに出張ベースで行ける仕事や、オーストラリアに関われる海外案件は最大手なので紹介してもらえるかもしれません。

日豪プレス

日豪プレスはオーストラリア最大の掲示板です。

現地に根差しているだけあって、求人情報が沢山掲載されています。

ただし、ワーキングホリデー向けや永住者向けの求人がメインになります。

しっかりと探せば掘り出し物の案件はあるかもしれません。

JAMS. TV

オーストラリアで二番目に大きい掲示板です。こちらも現地に根差した情報が盛りだくさんのオーストラリア生活情報ウェブサイトになります。

「求人」というページから探したりTOPページの検索から探すのもありかと思います。

Cheers

Cheersも同じくオーストラリアの掲示板・コミュニティサイトになります。

上の画像からも分かりますが、アルバイトレベルですが、キッチンスタッフや、ホールスタッフ、マッサージセラピストを募集しています。

掲示板はフルタイムの正社員向けの求人は少ないかと思います。

ランスタッド

オランダに本社を置く人材サービス世界第二位のランスタッド

グローバルで年間20万人の転職サポート実績を持つのが驚異的である。

キャリアップ転職で、「海外」という勤務地を指定しただけで、54件の海外求人が出てきた。
オーストラリアに日本人の転職サポートするデスクは置いていないが、日本にいてオーストラリア含む海外の仕事を探している人は、一度登録して無料相談を受けてみると良いでしょう。
「海外経験あり」「新規立ち上げメンバー」「残業少なめ」などのキーワードからも求人を絞れます。

DODA(ドューダ)

日本最大級のエージェントサービスを提供するパーソルキャリアのDODA(デューダ)
勤務地を「海外」と選択すると、296件の求人がヒットしました。

エージェントサービスに登録することで非公開求人も紹介してもらえます。日本にいる方は一度エージェントサービスを使ってみてはどうでしょう。

リクナビNEXT

日本最大、世界第三位の規模を誇るリクルートの転職サイトリクナビNEXT
毎週2.6万人以上が新規登録しているという驚異的なメディア。

実際に転職した人の約8割がリクナビNEXTを利用しているので、転職活動しているあなたも是非サクッと登録しておきましょう。

登録するだけで企業からスカウトメールが届くこともあります。海外求人にも対応。

BIZ REACH(ビズリーチ)

「ハイクラス転職」「グローバル企業」「海外勤務」このどれかにピンときたら、会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』に登録しましょう。
あなたの履歴書を登録するだけで、ヘッドハンター達から声が掛かります。

海外転職前に絶対に確認すべき7ステップ!

海外転職のプロである私が、海外転職に失敗しないために7個のステップについて順を追って説明します。事前準備やエージェントに登録する前に知っておきたい知識を教えます。目次だけ説明すると以下のような流れ。

  1. 複数のエージェントもしくは求人サイトへ登録
  2. 海外現地の給与相場を把握
  3. 海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを理解
  4. 自己分析をして転職の軸を確認
  5. 履歴書、職務経歴書、英文レジュメを準備
  6. 海外転職の選考プロセスを理解
  7. 英語力を強化

1. 複数のエージェントもしくは求人サイトへ登録

上記でエージェントを紹介しましたが、必ずいくつかのエージェントに登録しましょう。というのも、エージェントによって扱っている求人が違います。網羅性を確保するためにも複数のエージェントに登録することを推奨します。

とはいえ、あまりにも多いと沢山のコンサルタントから連絡がきたり、自身で情報が管理できなくなるので2~3個のエージェントもしくは求人サイトに登録することをおすすめします。

2. 海外現地の給与相場を把握

海外となると物価が異なってくるので給与水準も変わってきます。例えば日本より物価の低い東南アジアの新興国に転職しようと思うと当然あなたの年収は下がります。一方、物価の高いアメリカやシンガポールであれば日本での同程度の年収もしくはそれ以上の給与を確保することができます。

国ごとにそれぞれ給与相場があるので、いくつかの実際の求人を比較して給与相場というものを把握しましょう。いざ内定のオファーが出たときにそのオファー額が高いのか低いのか分からなくなるという事態を避けるようにして下さい。

実際の求人を比較する方法以外にはコンサルタントに相場感を聞くというのもありです。

3. 海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを理解

海外で働くと一口に言っても2つの雇用形態があります。駐在員と現地採用は、それぞれメリット・デメリットがあるのでしっかり理解しましょう。

まず大きく違うのが、海外駐在員は日本の会社に所属。一方、現地採用は現地の法人に所属となります。

【海外駐在員のメリット・デメリット】

  • 日本本社所属となるので、給与が高い
  • 福利厚生も良い
  • 海外旅行保険が適用される場合が多い
  • いずれ日本へ帰国する辞令が出る
  • 但し、どこの国でも案件数はほぼゼロに等しい

海外駐在員は誰もが憧れるポジションとなりますが、結論から言うと海外で駐在員を募集する求人はほぼゼロです。というのも、海外駐在員はコストが高すぎるので、日本で育ててきた仕事の分かっている社員を送るケースが多いからです。

また、駐在員のデメリットとしてどこかのタイミングで日本へ帰国する辞令が出る可能性があります。せっかく海外で働けるということで海外転職したにも関わらず事業の方向性によっては日本へ戻るという可能性もあります。ですので、海外に移住したり家を買ったり、家族を持ったりしようとしている人には向いていません。

【現地採用のメリット・デメリット】

  • 給与が現地相場になるので低い
  • 日本の手厚い福利厚生が少ない
  • 国によってはステータスが低い
  • ずっと海外で働ける
  • 比較的気楽に働ける

現地採用は転職が決まった段階から海外で働け、現地法人での採用となるので日本への帰任も基本的にありません。アジアなどの国によっては駐在員よりステータスが低く見られることがあります。ただ、シンガポールやアメリカなどの先進国では駐在員と給与や待遇がほぼ変わらない国もあります(その代わり求人はほぼありませんが)。

また、現地採用で実力が認められてその会社に必要な存在となれば、本社採用と言って日本の本社への採用へ切り替わる可能性もあります。逆に、駐在員から日本に帰りたくないという理由から現地採用に切り替える人もいます。

アジアで海外転職と言った場合、現地採用での雇用がほとんどのケースになりますのでご留意を。また、海外現地で設立された会社や外資系の会社であれば働く人全員が現地採用となります。

4. 自己分析をして転職の軸を確認

エージェントに登録する前に自己分析をある程度しましょう。エージェントに登録して、コンサルタントに相談すると必ず、「転職で何を実現したいか」「将来何がしたいか」「仕事探しで何を重視するか」という質問がされます。

そのときに自身の転職活動の軸が定まっていないと、転職コンサルタントはどんな求人を紹介すべきか分からないので、ミスコミュニュケーションが発生してしまいお互いにとって時間の無駄になります。

エージェントに登録する前に自身について見つめなおし、どういったキャリアを積みたいかを整理しておいて下さい。個人的には紙に書いて頭の中を整理することをおすすめします。

5. 履歴書、職務経歴書、英文レジュメを準備

海外の転職活動で特有なのが、英文レジュメが求められることがあることです。

理由としては、採用プロセスに現地の国の人事が介入して、書類スクリーニングまたは面接する場合があるからです。ただ、英文レジュメが必要とならないケースも多々あるので、必要に迫られた段階で準備するのもありです。

履歴書:履歴を一定の書式で書いた書類

職務経歴書(職歴書):当人が過去に従事した職務・職業上の地位、および当該職務の具体的内容を、当人の職歴として時系列的(編年体)またはキャリア(経験)、プロジェクトタイプなどをベースに記載した書面のことで、第三者に提示するために使用され、時として履歴書とともに(履歴書の補完的に)使用される。

英文レジュメ:英語で書かれた履歴書(但し、職歴書に書かれている概要も少し書くと良い)

6. 海外転職の選考プロセスを理解

海外の現地に既に住んでいる人はいいのですが、日本国内から海外に就職しようと考えている人の場合、一次面接はスカイプで面接することが多いです。セキュリティ上スカイプが使えない会社では、他のビデオ通話システムやテレビ会議システムを使用する場合もまれにあります。

一次面接が終わったら最終面接は対面で行われるケースがほとんどです。渡航費は残念ながら求職者負担になってしまうので、転職活動する前に航空券代や1~2週間分の滞在費用は用意しておきましょう。

7. 英語力を強化

海外で働く以上、最低限のレベルの英語力は必須になります。英語力は書類選考で一番最初にスクリーニングでふるい落とされる分かりやすい一つのスキルになりますから、転職活動をしながらも時間を許す限り英語を勉強しておくのが良いです。

現地エージェントの面談でも独自の英語テストを行っていたいたり、企業によっては英語面接も少しする場合があります。昔は話せたけどしばらく英語を使っていなかった人なんかも、英語力を取り戻すために英会話を勉強しておくと良いです。

オーストラリアで転職するのに登録すべき転職エージェント・求人サイト3選

25社も転職エージェントと求人サイトをリストアップしましたが、バランスを考えて海外転職マニアの経験からオーストラリアにおける転職で登録すべき3社のおすすめは以下。

おすすめオーストラリア求人サイト2社

転職サイトなのでコンサルタントと話す手間が省けたり、どんな求人があるかチラッと見てみたい人や、自分に合った求人をスカウトされたいという方(サイトへの登録必須)向けです。

リクナビNEXT

BIZREACH(ビズリーチ)

まず転職する人の8割が登録しているリクナビNEXTにも登録しましょう。求人数が多いのでどんな求人があるかや、サイトへ登録して長期的にスカウトを待つのにも良いと思います。業界最大手のリクルートが運営する日本最大の求人サイトなので、漏れなく求人をチェックできます。

次に、高価格帯のポジションや駐在案件を狙いたいハイクラスの方々はビズリーチに登録するのが良いでしょう。履歴書をアップロードすることで、ヘッドハンターから声が掛かります。

おすすめオーストラリア転職エージェント2社

転職エージェントなので、コンサルタントの担当があなたにつきます。幅広く転職の相談をプロのコンサルタントとし、アドバイスをもらいたい人向けです。

転職サイトと違ってネットにはない非公開求人を持っていることも転職エージェントに登録するメリットの1つです。

まず、特におすすめなのがJACリクルートメント。なぜなら、日本のJACに登録することで東京の神保町にある海外就職を専門に扱うジャパンデスクから、世界中の求人の可能性を探ってくれるからです。

日本にある法人なので日本に住みながら出張ベースで働くリクエストや駐在案件のリクエストもできそうです。

JAC+αとして登録するならリクルートエージェント。業界最大手の会社なので求人数やコンサルタントのレベルも期待できそうです。非公開求人の網羅性を担保するために併用して登録するのはありです。

リクルートは総合型、JACは少しハイクラス向けになります。

上記3つをおすすめしましたが、大事なのは情報の網を広げて複数のサイトに登録することです。また、登録しないと非公開の求人や、スカウトがかからないので注意しましょう。

できるだけ広い求人を網羅し、最適なコンサルタントからアドバイスをもらうのが転職活動を失敗しない秘訣だと思います。

リクナビNEXT

BIZREACH(ビズリーチ)

JACリクルートメント