40代といえば不惑の年。
「35歳転職限界説」を過ぎているものの、「人生100年時代」や「65歳定年」を考えると、40歳ならあと25〜30年は更に働かないといけない。
そんな40代向けにタイではどんな求人があるのか、40代でも仕事を見つけてタイに移住することは可能なのか?その辺りについて本記事では海外転職マニアの私が解説する。
結論から言うとエンジニアとしての技術力、高い専門スキル(会計、法務)、マネジメント力があれば40代でもタイで働くことができる。
人生一度きりなので諦めずに数打ち当たるで色々と挑戦することをおすすめします。
営業など特別なスキルがない人向けの対策方法も記事の最後に紹介します。
※本記事にはPRが含まれます
40代の駐在案件!塗装技術職や品質管理
こちらの公開求人では、①塗装技術職と②品質管理の駐在案件が紹介されている。
「30〜50代が活躍中」とあり、40代でも応募可能だ。
しかもどちらも語学不問で、英語が全く話せなくても技術さえあればOKである。
手に職をつけるとは正にこのことである。
それでも海外での勤務経験は必須要件になっており、いきなり海外で働いたことない人がタイに飛び込んでビックリしないようにということでしょう。
本社採用(駐在待遇)で語学不問という応募要件の低い案件。
それだけ海外に送り出せる人材がいない会社なのでしょう。
2ポジションの待遇はどうだろうか、見てみよう。
待遇は駐在員採用だけあってかなり良い。
年収は480〜700万円と日本だと普通だが、タイだと良い方でボーナスも4ヶ月。
しかも家賃補助として借り上げの社宅に入れるので、家賃はかからない。
40代の現地採用バンコク勤務の機械設備工事エンジニア案件!
こちらの公開求人では機械設備エンジニアが紹介されている。
30~50代が活躍とのことで40代でも応募可能だ。
語学スキルは最低限で構わないとのことで、こちらも語学不問に等しい。
建設付帯工事会社での施工管理経験が必須である。
給与は現地採用なのでバーツ支給で最大150,000バーツ(570,000円)と先ほどの駐在案件より月収は高い。
先ほどの駐在案件と比べるとドライバー付き社用車も支給されたり、各種手当も豊富で現地採用でも駐在員と同待遇レベルだ。
ただ、今どき土曜日勤務があるのが日本人には厳しい。
40代の経理・財務マネジャー!ラヨーン勤務!
今まではエンジニア系の技術職を紹介したが、今回は経理・財務マネジャーと会計の専門職だ。
こちらも30~50代が活躍とあるので、40代でも応募可能だ。
経理経験または簿記2級という点はこの職種の人にとっては簡単だが、問題はタイ語ビジネスレベルが必須という点だ。
タイではタイ語ができると希少で強いスキルとなる。
また、マネジメント経験も必須である。
待遇はと言うと80,000-100,000バーツと40代にしてはあまりよくないが、各種手当が豊富で住宅手当も支給されるので実質100,000バーツ以上の価値はありそうだ。
しかもタイの製造業では土曜日勤務も多いがこのポジションはないようだ。有給は6日と少し短いが、製造業では一般的だ。
サクッと実行すべき3つのアクション
1番のおすすめは、駐在案件やグローバル案件に強い転職エージェントJACリクルートメントへの登録だ。
JACのタイ法人と連携しているので、日本にいて特に駐在案件や海外出張案件のポジションを狙っている人におすすめだ。
無料でプロの就職コンサルタントに相談できて適切なアドバイスを受けれるので、キャリアプランの相談だけでもしてみよう。
しかも、エージェントは求人サイトにはない非公開求人をたくさん持っていたりするので、掘り出し求人が見つかるかもしれない。
求人サイトでおすすめなのが、利用者急増中の会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』である。
プロフィールを登録するだけで企業のリクルーターやヘッドハンターから声がかかる。
しかも高収入の求人がメインなので、高い給与の海外案件を狙っている人にはおすすめだ。
プロフィールを登録しないと効果がないので、ぜひ登録してみよう。
最後に紹介するのが日本最大の人材企業リクルートが運営するリクナビNEXTという求人サイト。
案件は海外で絞ってざっと見ることができるが、登録することでマッチングされたり声がかかるので、受け身の転職のためにサクッと登録することをおすすめします。
海外に興味あることを登録しておくと、マッチした海外求人が入った時に連絡がくるので便利だ。
ということで、3つのサービスを紹介しましたが、全てのサービスに登録して網を広げてください。どのサービスから理想の求人が入るか分からないし、どのサービスも無料で5分程度でサクッと登録できます。
この手間を惜しむ理由はないので、サクサク登録して効果的なタイ就職を実現させよう!
特に営業など技術職や専門スキルなどのない人は幅広く情報のアンテナをはることで好きな仕事に出会えます。