海外就職などの遠方とのWEBオンライン面接を行う企業が近年増えてきました。
パソコンがないっていう人が稀にいますが、大丈夫です。スマートフォン(スマホ)さえあればWEB面接(いわゆるZoom、Microsoft Teams、GoogleMeets、スカイプ、WEBEX)は行えます。
但し、その際に注意すべきことがいくつかあるので、面接で失敗しないためにもこの記事を精読して下さい。
スマホにてWEB面接する際に注意すべきこと
あなたのデバイスがスカイプのビデオ通話に対応しているか
そもそもあなたがお持ちのデバイス(スマホやiPadなどのタブレット)はWEB面接で使うアプリに対応しているでしょうか。
確認すべきは、
- アプリがダウンロードできるか
- インナーカメラがあるか
- OSが適切か
まずそもそもアプリがダウンロードできないと使用できません。ガラケーとかは正直厳しいと考えていいでしょう。一度利用するアプリをダウンロードすることをおすすめします。
また、あなたのスマホにインナーカメラ(画面側にあるカメラ)があるかも確認して下さい。基本的にお互いが画面を見ながらのスカイプ面接になります。
OSについては、iOSでもAndroidでもいいのです。iOSならiOS9.0以降であれば、iPhoneでもiPadでも利用できます。
お互いの音声がスマホで聞けるか
上の写真ほど本格的なマイク付きイヤホンは不要ですが、これより簡易なマイク付きイヤホンがあると、周囲の声で聞き取れなくなったり、逆に周囲の声が相手に聞こえてしまうことも防げます。
自分しかいないような静かな個室であれば、こういった製品は不要だと思います。面接にベストな環境でない場合はマイク付きイヤホンを購入するのもいいかもしれません。
パソコンとスマホはWEB面接ではどちらがいい?
パソコンがないからWEB面接には不利だと考える人がいるかもしれませんが、そんなことはないと思います。
なぜなら、パソコンは画面とカメラの位置が遠いので、相手の画面上に映る面接官の顔を見ていると、面接官側の視点からみると下を向いて話しているように見えるからです。
面接で相手の目をみないで行うのは印象が悪くなります。一方、スマホは画面とカメラの位置が近いので、画面を見ているとあたかも相手の目をきちんと見ているように面接官側からは見えます。
これが、スマホでWEB面接をするメリットになります。
ただ、3Gや4G回線でスカイプのビデオ会話を行おうと考えている人は音が途切れたりする可能性がある(また通信料が高額になる)ので、WIFI環境で面接を行うと良いです。
面接場所の背景は適切か?
例えば自宅や外で面接をする場合は、映ってしまう背景に注意しましょう。
あまりにも生活感のある背景であったり、人がたくさん通り過ぎる場合はマナーや常識のない人だと判断されて印象が悪くなります。
自宅の場合は家族にも協力してもらって、可能な限り整理整頓をして見栄えの良い背景を心がけましょう。
どうしても背景がよろしくない場所でしか面接をする場合は、予めカジュアルな場所になってしまうことを伝えると印象が良いです。
照明は明るいか?
面接は見た目で判断されないと信じたいところですが、現実は見た目が与える印象は大きいです。
照明が暗いと健康的ではない印象を与えるため、顔にライトや日光がきちんと当たるようなパソコンやスマホの配置かは確認しましょう。
本気で挑みたい人は2, 3千円程度でLEDリングライトが買えるので、今後面接以外でも使う予定がある人などは商品を見てみるのもありです。
おすすめの転職サイト
最後に、転職をお考えの方におすすめの4社が以下。
転職サイトなのでコンサルタントと話す手間が省けたり、どんな求人があるかチラッと見てみたい人や、自分に合った求人をスカウトされたいという方(サイトへの登録必須)向けです。
転職する人の8割が登録しているリクナビNEXTにも登録しましょう。求人数が多いのでどんな求人があるかや、サイトへ登録して長期的にスカウトを待つのにも良いと思います。業界最大手のリクルートが運営する日本最大の求人サイトなので、漏れなく求人をチェックできます。
高価格帯のポジションや駐在案件を狙いたいハイクライスの方々はビズリーチに登録するのが良いでしょう。履歴書をアップロードすることで、ヘッドハンターから声が掛かります。
一方、求人サイトではなくて転職エージェントに相談する方法もあります。人材紹介エージェントの場合、担当コンサルタントがあなたにつきます。幅広く転職の相談をプロのコンサルタントとし、アドバイスをもらいたい人向けです。
転職サイトと違ってネットにはない非公開求人を持っていることも転職エージェントに登録するメリットの1つです。
- JACリクルートメント
- リクルートエージェント
まず、特におすすめなのがJACリクルートメント。なぜなら、日本のJACに登録することで東京の神保町にある海外就職を専門に扱うジャパンデスクから、世界中の求人の可能性を探ってくれるからです。
ハイクラスではなく総合型の会社に登録するならリクルートエージェント。業界最大手の会社なので求人数やコンサルタントのレベルも期待できそうです。非公開求人の網羅性を担保するために併用して登録するのはありです。
リクルートは総合型、JACは少しハイクラス向けになります。
上記4つをおすすめしましたが、大事なのは情報の網を広げて複数のサイトに登録することです。また、登録しないと非公開の求人や、スカウトがかからないので注意しましょう。
できるだけ広い求人を網羅し、最適なコンサルタントからアドバイスをもらうのが転職活動を失敗しない秘訣だと思います。
WEB面接で適切な場所というのもあるので、面接に失敗しないためにこちらも必ずチェックしましょう。