近年、日本人のスタートアップ企業への転職が増えています。
昔はベンチャー企業に転職すると年収が下がって忙しくなるというイメージでしたが、最近は大手企業からスタートアップ企業に転職して年収UPするケースもあります。
理由はベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から出資を受けれる環境が増え、最初からお金があるスタートアップ企業が増えているからです。
スタートアップ企業と言ってもメルカリなどのユニコーン企業や、サイバーエージェントのようなメガベンチャーと言われるベンチャースピリッツを大切にしている会社もあります。
そんなスタートアップ企業へ転職する際に聞かれる「なぜスタートアップ(ベンチャー)企業で働きたいのか?」に対する問いに答えれる回答を用意しました。
あなたの考えにフィットする理由をピックアップして使っていただければと思います。
逆にスタートアップで働く理由として答えるべきではないNG回答も失敗を防ぐために共有します。
※本記事にはPRが含まれます
1. より自分が成長できる環境であるから
これはスタートアップ企業が小さい組織であるゆえに色んな仕事を任せられる環境であることから自身にとって成長環境であるということを理由とするケースです。
成長意欲が高い人材だと前向きに捉えれてくれる反面、「企業は学校じゃない」と思われてしまう場合もあるので、先回りして「企業は学校ではないと思いますが、仕事の中で成長していくのも事実で、御社への利益も産み出しながら企業と自身も成長していきたい」と伝えるのがよいでしょう。
2. 会社の成長を実感できる楽しさがあるから
先ほどは自身の成長にスポットライトをあてましたが、スタートアップは小さい組織がどんどん大きくなっていくため、企業が大きくなっていく過程というのを楽しめます。
新卒で大企業に入社してしまうと組織は既にできあがっており、組織が成長する体験ができません。
0→1または1→10を実感できるのがベンチャー企業ならではの楽しさであると言えましょう。
3. 将来起業したいと思っているから
昔と違って起業というキャリアの選択肢も一般的になりました。新しい会社に入社するのに起業するとは退職前提みたいですが、ベンチャー企業にはそう思っている人も多いですし、将来は自分でビジネスしたいという志望理由も一般的になってきました。
当然、なんのビジネスで起業したいのか、いつごろまでに起業したいのかとか具体的な話ができないと考えが浅い夢追い人だと思われるので、具体的な計画を答えれるようにしておきましょう。
ベンチャーは起業の過程を学べたり、会社全体を俯瞰できるサイズであることが多いので、起業したい人には実際に最適です。
4. 経営層の近くで働けるから
この理由も起業したいのでスタートアップで働きたいの裏付けとなる理由の一つですが、スタートアップ企業は人数が少ないので、社長や経営者と近い距離で働けます。
人が少ないので自身が経営層になることも大企業よりは容易でしょう。ただ、最近のメガベンチャーは優秀な人が多いですから自身の専門分野や実力も問われます。
例え経営メンバーとしてジョインできなくても、経営層と近いことは確かなので、経営者の意思決定を垣間見れたりはすると思います。
逆にいうとTOPと相性が合わなかったりすればその会社に入社しないのもありだと思います。
5. 裁量権をもって働けるから
先ほども申し上げましたが、スタートアップ企業は人数が少ないので分業化されていなく、1人の人が幅広い業務を任されることが多々あります。
良くも悪くも色んな業務を任されるので、自分が決めなければいけないことが多く裁量権を持たせてもらえるチャンスが大企業に比べて圧倒的に多いです。
新陳代謝も激しいので、上が抜けてすぐに昇進していくというパターンもよくあります。
6. スピード感を持って働けるから
大企業であれば意思決定をするのに多くの決済者がおり、社内決裁プロセスが長いです。
一方で、ベンチャーは社長や経営層の一存で意思決定が次々に行われます。
方針転換ももちろん早く大企業にはないスピード感を味わえます。
7. 会社の理念(ビジョン)に共感
資金やブランドがないベンチャー企業が唯一社員を集め、求心力を保てるのは会社のビジョンです。
ビジョナリーな会社とそうでない会社がありますが、高いビジョンを掲げている会社であれば当然それに共感してくれる人を採用します。
メルカリのような会社の採用要件にもダイレクトにビジョンに共感できる方と書かれていたりします。
「ビジョンに共感します」と言うことは誰でもできるので、なぜその考えに至ったのか、自分の体験なんかも結びつけて語れるとベターです。
最良のスタートアップ企業に転職するために
あなたにとって最適で最も良い形でスタートアップに転職するにはただ一つで、選択肢をたくさん持つことです。
比較できることは色んな場面で重要になります。
多くの会社と比較することでオファー額が適正なのか、こんな福利厚生もあるのかなど比較することができます。
オファーが一択だけだと、比較もできないし、他の選択肢もあるんだぞという交渉もできない。色んな場面で多くの選択肢を持つことは転職活動にとって重要になるのです。
複数の選択肢を持つためには複数の求人サイトか複数の転職エージェントに登録する必要があります。
以下にスタートアップ転職するのに最適な求人サイトと人材紹介エージェントを掲載するので、登録していないサービスがあればサクッと登録してしまいましょう。どれも無料です。
スタートアップ転職におすすめの転職エージェント1つ
転職のプロのコンサルタントにキャリアの相談を無料でしたい場合は、以下大手2社がおすすめです。
JACは人材紹介専業の大手で、ハイクラス人材の求人などが得意です。メガベンチャーの上位ポジションなども期待できます。
スタートアップ転職におすすめの転職サイト2つ
転職コンサルタントとはなしたくなく、まずはどんな求人があるか見たいと言う人はビズリーチに登録しましょう。
自身の経歴を登録することで、ベンチャー企業の人事や社長から直接声がかかります。受身な転職ができますが、あなたの経歴を登録しないとアプローチされないので注意。
続いてリクナビも同じくリクルートが運営する求人サイトで、登録することで企業側から声がかかることがあります。大手なのでとりあえず登録だけしておくと、選択肢が増えるのでいいです。
ということで3つの転職サービスを紹介しましたが、大事なので何度も言いますが複数選択肢をもつことは重要で、そのためには複数のサービスに登録して情報のアンテナを高く持つことが大事です。
もちろんベンチャーなので既にコネなどあればいいですが、繋がりがない人がほとんどだと思うので、色んな転職サービスを使うことをおすすめします。
繋がりがあって、既にオファー段階にある人も他にどんな選択肢が自分にはあるのかをチェックするためにサービス登録はサクッとできるのでおすすめです。