世界の人口最大で勢いのあるインドマーケットで働いてみませんか?
極端に人生を振り切りたい方にはインド就職はピッタリです。
他の東南アジアは既に中進国になっているので、人生の価値観が揺らぐようなカルチャーショックを受けることはないと思いますが、衝撃を受ける経験ができる国はもうインドだけなのかもしれません。
人口が増え、アメリカ、中国に次ぐ大国となることは間違いがない国なのでマーケットも大きく、チャンスもたくさんあります。
本記事ではインドで仕事を探すうえで役立つ転職エージェント(人材紹介会社)を紹介致します。インドには転職エージェントが複数ありますので、転職エージェントマニアである私が、それぞれのエージェントを徹底比較してみました。
インドでの転職を失敗させてないためにも熟読して下さい!
※本記事にはPRが含まれます
インドのポテンシャルとインドで働く意味
人口13億人を超え、今なお人口が増え続けているポテンシャルが高い国でもあります。東南アジアは既に成熟しましたが、まだアジアの中でも急成長していると実感できる雰囲気を味わえるエネルギッシュな国です。
インドのGDPもイギリスなどを抜き、いずれ日本のGPDを抜くことも確実です。国としても今後は、米中印欧の4大国が覇権を争う時代がきます。
アメリカのIT企業や医薬業界のTOPは数学に強いインド人にどんどん変わってきています。MicrosoftのナデラCEO、Googleのサンディ・ピチャイCEO、Twitterのイーロンマスクの前のCEOもIIT(インド工科大学)を卒業したインド人です。
日本のメルカリ、楽天、マネーフォワードもインドの優秀な学生を採用すべく必死です。
今後は日本にとってもインド人の活用や、インドマーケットで働いたことがある人のニーズは高まるのではないでしょうか。
リクルート・インド法人
日本No1、アジアNo1の規模を誇るリクルート。海外では、RGF(リクルートグローバルファミリー)というブランドで展開しています。
インドマーケットでも圧倒的なシェアを持っています。
求人・求職者の情報量はインドではかなり多く、まず初めに登録しておくべきエージェント。マネジメントクラスからスタッフレベルの全ジャンルの求人を豊富に取り揃えている総合型のエージェントになります。超大手のサービスの安心感というのもある。
サービスの質もスピードも高く、大手企業というブランドが良い人材を集めるということもあって、働いている社員も優秀な人が多い印象。インド就職の的確なアドバイスをもらいにいきましょう。
日本所属でインド駐在案件や、日本からインドへ出張する案件を探している人は、日本の求人サイトリクナビNEXTへ登録しましょう。プロフィールを登録するとスカウトメールが届きます。
ウェブサイト:リクルート・インド法人
住所(グルガオン):Platina Tower, We Work, Mehrauli-Gurgaon Rd, Gurugram, Haryana 122002 INDIA
JAC リクルートメント・インド
アジアで最大級のネットワークを持つ人材紹介会社のひとつであるJACリクルートメント!海外で転職活動したことがない人は聞いたことがない人もいるかもしれませんが、海外では非常に存在感のある転職・就職エージェントです。
東京証券取引所にも上場していて、人材紹介専業の会社としては上場企業の中で日本国内一の売上を誇っています。
インドでは、パレットと呼ばれるブログも運営していて、生活情報を配信しております。
実は僕はJACリクルートメントにも転職相談しに行ったことがあるのですが、ハイクラスの転職にも強みを持っているためか、スーツをバシッと着たコンサルタントが紳士的に海外転職のアドバイスをくれました。
JACの特徴を説明しておくと、
- 外資系に強い
- 海外転職に強い
- ハイクラス転職に強い
ということです。
他にも両面営業をしているのが大きな特徴です。
両面営業とは、求職者担当と企業担当を1人でこなすことです。分業ではないので、転職エージェント内での伝達ミスや遅れが発生しにくいんですね。メリット・デメリットありますが、対応の質とスピードを優先するならJACですね。
日本には海外就職を専門に扱うジャパンデスクが東京の神保町にある(支店は全国にあります)ので、そこで一括してキャリアの相談をして世界の各拠点へ繋いでくれたりもします。
ウェブサイト:JAC リクルートメント・インド
住所(グルガオン):508, 5th Floor, Time Tower, MG Road, Gurgaon, Haryana 122002, India
パソナ・インディア
Pasona India Pvt. Ltd.は2006年10月にインド初の日系人材紹介会社として設立。代表取締役社長はインド人となっている。日系の人材紹介エージェントとしての歴史は一番長いので、そこで培ったネットワークを頼りに登録するのも良いのかもしれません。
総合人材会社として様々なサービスを展開しており、インドオフィスから中東求人のサポートなどもしているようだ。
他エージェントがグルガオンにオフィスを構える中、ニューデリーにオフィスがあるのも特徴的だ。
ウェブサイト:パソナ・インディア
住所(ニューデリー):F-127&128, First Floor, Rectangle One, D-4 District Center, Saket, New Delhi – 110017
Miraist(ミライスト)【※閉鎖】
元リクルートの方が起業してできたインド専門の人材紹介会社。2016年1月に設立された転職エージェントで、インド現地法人への日本人・インド人材紹介、人事コンサルティングサービスを行っております。
Miraist「ミライスト」は、未来(MIRAI)をポジティブに志向する人(IST)という造語。
大手日系にはない小回りの利くサービスで、ブログやYouTubeなどでも情報を発信。ホームページから現地の情報をYouTubeで提供しているので、インドまで行かなくても、インドで働くことの実感はかなり湧きます。
最新の情報だと人材紹介ビジネスはコロナをきっかけに終了し、人事コンサルタントサービスを提供するのみの会社となっていました。
ウェブサイト:Miraist(ミライスト)
住所(グルガオン):3rd Floor DLF Building, No.9-A DLF Cyber City, Phase-Ⅲ, Gurgaon Haryana 122002
REERACOEN・インディア【※閉鎖】
株式会社ネオキャリアという日本の本社が2000年創業の新しい人材紹介会社。設立されたばかりの会社とあってかガツガツした印象がある。インド法人は2016年に設立されているが、コロナの時期あたりにどうやらビジネスをクローズして会社を閉鎖したようだ。
これだけインドの人材紹介業界というのは利益が出せず、競合も多いのかもしれない。
ウェブサイトに顔写真付きでコンサルタントが紹介されているので、安心して転職の相談を頼むことができる。ターゲット層としては、ミドルクラスの転職に強みを持つ。
ウェブサイト:REERACOEN・インディア
住所(グルガオン):Regus 417,Level 4 Augusta Point, Sector 53, Golf Course Road, Gurgaon, 122002, India
MISAO India
元々は、インド留学支援事業(インドの大学、語学学校、ITスクールを紹介するメディアの運営、留学サポート事業)とWEBメディア事業(インド留学に関するコンテンツを含めたメディアの運営)を手掛ける会社。
人材サービスも提供しているので、インド留学×インド就職を考えている人なんかはには良いですね。
ウェブサイト:MISAO India
住所:1402, DLF Phase4, Sector28, Gurgaon, India 122002
DODA(ドューダ)
日本最大級のエージェントサービスを提供するパーソルキャリアのDODA(デューダ)。
勤務地を「海外」と選択すると、296件の求人がヒットしました。
エージェントサービスに登録することで非公開求人も紹介してもらえます。日本にいる方は一度エージェントサービスを使ってみてはどうでしょう。
リクナビNEXT
まだエージェントに登録してコンサルタントとは話したくない。
まずは、どんな求人があるかだけ見てみたい。
そんな人は日本最大の求人サイトリクナビNEXTをチェックしましょう。
上記スクリーンショットにもありますが、「勤務地」に「海外」を選べばインド含む海外求人が見れます。
エージェントに既に登録しているけど、もっと色んな求人を見たい人も登録することをおすすめします。思わぬ良い求人が発掘できるかもしれませんからね。
登録すると非公開求人や企業からスカウトが届くこともあります!
Recruit Agent
インド現地法人エージェントのRGF India、求人サイトのリクナビNEXT、そしてインド駐在案件を狙うなら日本のリクルートエージェントになります。
エージェントなので非公開求人となるので、登録しないとどんな求人がるか分からないです。良い点としては、登録すると無料でキャリアアドバイザーの方に転職相談ができる点になります。
ビズリーチ
リクナビNEXTと同様にインドに限らず日本人が転職するなら登録しておきたいのが会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』になります。
特に高い給与を狙うハイクラス転職を目指している方は是非登録しましょう。インド進出しようという日系企業は多いので、インド海外駐在求人も見ることがあります。
ドローン開発やEV開発などのハード系のテクノロジー企業が多かったです。登録しないと見れない非公開求人がほとんどなので、サクッと登録してスカウトを待ちましょう。
海外転職前に絶対に確認すべき7ステップ!
海外転職のプロである私が、海外転職に失敗しないために7個のステップについて順を追って説明します。事前準備やエージェントに登録する前に知っておきたい知識を教えます。目次だけ説明すると以下のような流れ。
- 複数のエージェントもしくは求人サイトへ登録
- 海外現地の給与相場を把握
- 海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを理解
- 自己分析をして転職の軸を確認
- 履歴書、職務経歴書、英文レジュメを準備
- 海外転職の選考プロセスを理解
- 英語力を強化
1. 複数のエージェントもしくは求人サイトへ登録
上記でエージェントを紹介しましたが、必ずいくつかのエージェントに登録しましょう。というのも、エージェントによって扱っている求人が違います。網羅性を確保するためにも複数のエージェントに登録することを推奨します。
とはいえ、あまりにも多いと沢山のコンサルタントから連絡がきたり、自身で情報が管理できなくなるので2~3個のエージェントもしくは求人サイトに登録することをおすすめします。
2. 海外現地の給与相場を把握
海外となると物価が異なってくるので給与水準も変わってきます。例えば日本より物価の低いアジアの新興国に転職しようと思うと当然あなたの年収は下がります。一方、物価の高いアメリカやシンガポールであれば日本での同程度の年収もしくはそれ以上の給与を確保することができます。
国ごとにそれぞれ給与相場があるので、いくつかの実際の求人を比較して給与相場というものを把握しましょう。いざ内定のオファーが出たときにそのオファー額が高いのか低いのか分からなくなるという事態を避けるようにして下さい。
実際の求人を比較する方法以外にはコンサルタントに相場感を聞くというのもありです。
3. 海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを理解
海外で働くと一口に言っても2つの雇用形態があります。駐在員と現地採用は、それぞれメリット・デメリットがあるのでしっかり理解しましょう。
まず大きく違うのが、海外駐在員は日本の会社に所属。一方、現地採用は現地の法人に所属となります。
【海外駐在員のメリット・デメリット】
- 日本本社所属となるので、給与が高い
- 福利厚生も良い
- 海外旅行保険が適用される場合が多い
- いずれ日本へ帰国する辞令が出る
- 但し、案件数はほぼゼロに等しい
海外駐在員は誰もが憧れるポジションとなりますが、結論から言うと海外駐在員で募集する求人はゼロです。というのも、海外駐在員はコストが高すぎるので、日本で育ててきた仕事の分かっている社員を送るケースが多いからです。
また、駐在員のデメリットとしてどこかのタイミングで日本へ帰国する辞令が出る可能性があります。せっかく海外で働けるということで海外転職したにも関わらず事業の方向性によっては日本へ戻るという可能性もあります。ですので、海外に移住したり家を買ったり、家族を持ったりしようとしている人には向いていません。
【現地採用のメリット・デメリット】
- 給与が現地相場になるので低い
- 日本の手厚い福利厚生が少ない
- 国によってはステータスが低い
- ずっと海外で働ける
- 比較的気楽に働ける
現地採用は転職が決まった段階から海外で働け、現地法人での採用となるので日本への帰任も基本的にありません。アジアなどの国によっては駐在員よりステータスが低く見られることがあります。ただ、シンガポールやアメリカなどの先進国では駐在員と給与や待遇がほぼ変わらない国もあります。
また、現地採用で実力が認められてその会社に必要な存在となれば、本社採用と言って日本の本社への採用へ切り替わる可能性もあります。逆に、駐在員から日本に帰りたくないという理由から現地採用に切り替える人もいます。
アジアで海外転職と言った場合、現地採用での雇用がほとんどのケースになりますのでご留意を。また、海外現地で設立された会社や外資系の会社であれば働く人全員が現地採用となります。
4. 自己分析をして転職の軸を確認
エージェントに登録する前に自己分析をある程度しましょう。エージェントに登録して、コンサルタントに相談すると必ず、「転職で何を実現したいか」「将来何がしたいか」「仕事探しで何を重視するか」という質問がされます。
そのときに自身の転職活動の軸が定まっていないと、転職コンサルタントはどんな求人を紹介すべきか分からないので、ミスコミュニュケーションが発生してしまいお互いにとって時間の無駄になります。
エージェントに登録する前に自身について見つめなおし、どういったキャリアを積みたいかを整理しておいて下さい。個人的には紙に書いて頭の中を整理することをおすすめします。
5. 履歴書、職務経歴書、英文レジュメを準備
海外の転職活動で特有なのが、英文レジュメが求められることがあることです。
理由としては、採用プロセスに現地の国の人事が介入して、書類スクリーニングまたは面接する場合があるからです。ただ、英文レジュメが必要とならないケースも多々あるので、必要に迫られた段階で準備するのもありです。
履歴書:履歴を一定の書式で書いた書類
職務経歴書(職歴書):当人が過去に従事した職務・職業上の地位、および当該職務の具体的内容を、当人の職歴として時系列的(編年体)またはキャリア(経験)、プロジェクトタイプなどをベースに記載した書面のことで、第三者に提示するために使用され、時として履歴書とともに(履歴書の補完的に)使用される。
英文レジュメ:英語で書かれた履歴書(但し、職歴書に書かれている概要も少し書くと良い)
6. 海外転職の選考プロセスを理解
海外の現地に既に住んでいる人はいいのですが、日本国内から海外に就職しようと考えている人の場合、一次面接はスカイプで面接することが多いです。セキュリティ上スカイプが使えない会社では、他のビデオ通話システムやテレビ会議システムを使用する場合もまれにあります。
一次面接が終わったら最終面接は対面で行われるケースがほとんどです。渡航費は残念ながら求職者負担になってしまうので、転職活動する前に航空券代や1~2週間分の滞在費用は用意しておきましょう。
7. 英語力を強化
海外で働く以上、最低限のレベルの英語力は必須になります。英語力は書類選考で一番最初にスクリーニングでふるい落とされる分かりやすい一つのスキルになりますから、転職活動をしながらも時間を許す限り英語を勉強しておくのが良いです。
現地エージェントの面談でも独自の英語テストを行っていたいたり、企業によっては英語面接も少しする場合があります。昔は話せたけどしばらく英語を使っていなかった人なんかも、英語力を取り戻すために英会話を勉強しておくと良いです。
まとめ
おすすめエージェントから海外転職前の7ステップについて紹介しましたが、役に立ちましたでしょうか?
本サイトはあなたの海外での転職を応援します!まずは、おすすめしたエージェントを1個、求人サイトを1個登録するところから始めましょう。
求人サイトはほぼ一択で日本最大の求人サイトリクナビNEXTですね。
転職サイトなのでコンサルタントと話す手間が省けたり、どんな求人があるかチラッと見てみたい人や、自分に合った求人をスカウトされたいという方(サイトへの登録必須)向けです。
まず転職する人の8割が登録しているリクナビNEXTにも登録しましょう。求人数が多いのでどんな求人があるかや、サイトへ登録して長期的にスカウトを待つのにも良いと思います。業界最大手のリクルートが運営する日本最大の求人サイトなので、漏れなく求人をチェックできます。
次に、高価格帯のポジションや駐在案件を狙いたいハイクライスの方々はビズリーチに登録するのが良いでしょう。履歴書をアップロードすることで、ヘッドハンターから声が掛かります。
ヘッドハンターが付くと求人サイトと違ってネットにはない非公開求人を持っていることもあるのがメリットの1つです。
インドのみ志望と指定して、インドの非公開求人のみをもらうこともできます。日本にある法人なので日本に住みながら出張ベースで働くリクエストや駐在案件のリクエストもできそうです。
大事なのは情報の網を広げて複数のサイトに登録することです。また、登録しないと非公開の求人や、スカウトがかからないので注意しましょう。
できるだけ広い求人を網羅し、最適なコンサルタントからアドバイスをもらうのが転職活動を失敗しない秘訣だと思います!