何歳まで海外で転職できますか?
こんな質問に海外転職を何度も経験したことのある私が答えます。
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一番海外転職しやすい年齢
その前にまず、一番海外転職しやすい年齢はいくつなのかを押さえておきましょう。
率直に答えると25~35歳が一番海外で転職しやすいです。
ポイントとしては、
- 社会人経験が3~5年以上あり、一から仕事を教えなくて良い
- これから働き盛りの年齢で体力的にまだタフ
- 柔軟性や吸収力がまだある
- 年齢ピラミッドのバランス的にマネジメントしやすい
- 語学などもまだ吸収できる年齢
この5つの観点から最も企業が欲しがる年齢層になります。
簡単に言うと経験値と吸収力が一番適度なバランスの年齢が25~35歳なんですね。
海外で働く人材として一番油ののった時期です。
海外転職可能な年齢制限
具体的な年齢制限というのはないのですが、現実的に海外転職できるのは40歳くらいまでです。
やはり働き盛りの30代を超えた年齢となる40代というのは、企業側に与える負の印象というのは大きいです。組織には年齢ピラミッドがあるので、途中参加は中々厳しいものがあります。
ですので、海外で転職しようと考えている人は、40歳を超える前に転職し、転職先の組織で気が済むまで働くことをおすすめします。
ただ、40歳以降の方でも以下のような方であれば働ける可能性があります。
- 特殊な技能を持っている職人(エンジニア、電気設備士)
- 日本でも引く手あまたのスキル(プラントの施工管理など)
- 特殊な言語がビジネスレベル(英語や中国語以外の言語)
まだ30代で海外で働きたいと思っている人は現在の職を極めることをおすすめします。
逆に持っていても海外転職に繋がらないスキルは、以下3つ。
- サービス業での経験(製造業の職人系が高齢でも働けます)
- 部下の育成、マネジメント、人事総務、企画などのあってないようなスキル
- 様々な業界での経験(一つのフィールドを極めた人のほうがニーズが高いです)
それでも海外転職を諦めたくないあたなたへ
それでも海外転職をしたいという方がすべきは、まずエージェントに登録するということです。
どういった海外での仕事が存在するのかというのを確認して、自身のポジションや市場価値を確認しましょう。それにすらおびえていては、なかなか次のステップに進めません。
以下4社の転職エージェントと求人サイトをリストアップしましたが、バランスを考えて海外転職マニアの経験から海外転職で登録すべき転職サイト2社と、転職エージェント2社は以下。
おすすめ海外転職サイト2社
転職サイトなのでコンサルタントと話す手間が省けたり、どんな求人があるかチラッと見てみたい人や、自分に合った求人をスカウトされたいという方(サイトへの登録必須)向けです。
まずは転職する人の8割が登録しているリクナビNEXTにも登録しましょう。求人数が多いのでどんな求人があるかや、サイトへ登録して長期的にスカウトを待つのにも良いと思います。業界最大手のリクルートが運営する日本最大の求人サイトなので、漏れなく求人をチェックできます。
最後に、高価格帯のポジションや駐在案件を狙いたいハイクライスの方々はビズリーチに登録するのが良いでしょう。履歴書をアップロードすることで、ヘッドハンターから声が掛かります。
リクナビは総合型で、ビズリーチはハイクラス向けになります。
おすすめ海外転職エージェント1社
転職エージェントなので、コンサルタントの担当があなたにつきます。幅広く転職の相談をプロのコンサルタントとし、アドバイスをもらいたい人向けです。
転職サイトと違ってネットにはない非公開求人を持っていることも転職エージェントに登録するメリットの1つです。
まず、特におすすめなのがJACリクルートメント。なぜなら、日本のJACに登録することで東京の神保町にある海外就職を専門に扱うジャパンデスクから、世界中の求人の可能性を探ってくれるからです。
海外の非公開求人のみをもらうこともできます。日本にある法人なので日本に住みながら出張ベースで働くリクエストや駐在案件のリクエストもできそうです。
JACはハイクラスや海外に強みをもつエージェントになります。
上記4つをおすすめしましたが、大事なのは情報の網を広げて複数のサイトに登録することです。また、登録しないと非公開の求人や、スカウトがかからないので注意しましょう。
できるだけ広い求人を網羅し、最適なコンサルタントからアドバイスをもらうのが転職活動を失敗しない秘訣だと思います。