【徹底比較】タイのBPO・コールセンター求人の実態!給与、評判、企業を比べた!メリット・デメリットを評価!

タイはBPO(Business Process Outsourcing)と呼ばれるコールセンター、オペレーター、カスタマーサポート、メール対応、コンテンツチェックなどの単純業務の外注先となる企業がたくさんあります。

タイは日本人の旅行先だけではなく就職先としても人気で、日本人も7万人おり、初めて海外就職する人や英語が話せない人にとっては良い国かと思います。

タイのバンコクには日系や外資含むBPO企業があり、日本人の現地採用を常に募集しています。

給与は現地採用求人の中で一番低い分類になるかと思いますが、タイ語レッスンがあったり、残業がない仕事などワークライフバランスは取りやすい職場も中にはあります。

Masterpiece、BPO Bangkok、トランス・コスモス、Marriott Vacation Club、Socio Futureなど様々あります。

他にもAEONのクレジットカード、Agodaなどの求人もたまに発生します。

今回はそれらの企業の給与や待遇、業務内容の比較とそもそもBPO企業で働くのはキャリアとしてどういう運命を辿るのかについて公開していきたいと思います。

※本記事にはPRが含まれます

企業名MasterpieceBPO Bangkokトランス・コスモスMarriott Vacation ClubSocioFuture株式会社(旧日本ATM株式会社)
特徴マスターピース・グループ株式会社は2003年2月に、世界初となる日本人オペレーターによるアウトソーシング・コールセンターを中国に設立したBPO企業です。大連市を皮切りに、フィリピン、タイ、香港でもコールセンタ―を開設するなど、グローバルにBPO事業を手がける。2010年にタイ投資委員会(BOI)の認定を受けてバンコクに設立されたタイ法人です。
2013年までは関連会社サポート業務のみに対応しておりましたが、2014年1月のMBOをきっかけに多くの業界/企業様に対して
(1)社内業務のアウトソーシング
(2)コールセンターサービス
(3)データマネジメントサービス
のサービスを提供
トランスコスモスは1966年の創業。
 現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト削減と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界33カ国・171の拠点で提供。
世界最大のホテルチェーンであるマリオットグループのタイ法人です。マリオット・インターナショナルは、122を超える国と地域に6,000を超える宿泊施設を擁し、2016会計年度には170億以上の収益を計上している世界最大のホスピタリティ企業です。SocioFuture株式会社は、銀行ATMの設置からアフターサービスまで、トータルソリューションを展開しています。全国に20万台あるATMの半数以上をサポートしており、ATM監視アウトソース業務において業界屈指のシェアを誇ります。大手金融機関との安定的な取引とATMの普及により、順調に業績をあげてきました。2021年4月、海外展開と優秀なグローバル人材獲得を目的に、タイ・バンコクに新子会社『ATMJ (Thailand) Co., Ltd.』を設立。
給与給与:
1.オペレーター職… 30,000バーツ~+住宅手当
試用期間:3ヶ月(給与変更なし)
住宅手当:4,500バーツ(1年目のみ)
2.オペレーター(電話応対なし)… 28,000バーツ~
試用期間:3ヶ月(給与変更なし)
住宅手当:なし
3.リーダー職… 35,000バーツ~
試用期間:3ヶ月(給与変更なし)
住宅手当:あり
4.スーパーバイザー(管理職)… 52,000バーツ~
試用期間:3ヶ月(給与:50,000バーツ)
住宅手当:なし
月給33,000バーツ~ (試用期間中は30,000バーツ)時給200THB
6か月ごとの評価で評価により評価給。配属部署により手当・インセンティブ有り
【月収例】
160時間勤務の場合:時給+評価給+インセンティブ 32,000~47,400THB程度
192時間勤務の場合:時給+評価給+インセンティブ 38,400~56,680THB
給与:50,000バーツ(税込)+住宅手当10,000バーツ
賞与:年1回支給
インセンティブ:あり
昇給制度:年1回査定あり
<タイ・バンコク勤務時>
給与:月収30,000バーツ以上
※経験・年齢・能力等を考慮の上、決定いたします。
※タイの物価は日本の3分の1程度だといわれています。
※年収例:42万バーツ(年1回の賞与含む)
・試用期間:119日(給与変更なし)
・賞与:年1回(12月)※2ヵ月分を基準として支給
・交通費:あり(2,000バーツ固定支給)
・時間外手当:あり(全額支給)
業務内容1.オペレーター職
・問合せや申込みの電話応対
・受付後のデータ処理
・報告書の作成等
※リーダー・管理者へのキャリアアップも目指せます。
2.オペレーター(電話応対なし)
・問合せや申込みのメールやチャット対応
・受付後のデータ処理、チェック作業
※電話応対なしの非音声業務を専門にご担当いただきます。
3.リーダー職
・問合せや申込みの電話応対
・受付後のデータ処理
・報告書の作成等
・オペレータースタッフの指導、教育など
4.スーパーバイザー(管理職)
・業務運営管理
・収益管理
・新規業務の立ち上げ
・オペレーター育成・管理
・クライアント対応
・上席対応
弊社の持つデータベース、お客様から預かるデータベースの法人・個人に対して電話やメールでのアプローチもしくはインバウンドの受電。結果や内容についてデータベースへの上書き(メンテナンス)等を行っていただきます。日本国内からのお電話を企業の顔として受け付け、お客様にご注文の受付や商品についての説明などをお任せいたします。
タイで生活をしながら日本水準の接客スキル、会話スキルを身につけます。
外資系のタイムシェア・リゾートを所有する日本人オーナー様のお電話、メール対応をしていただきます。
【詳細】
・リゾート・ホテルなどの予約・ご案内
・優待プログラムのご案内
・各種プロモーションのご案内
・顧客データ管理 
金融機関などからの問合せ対応
・主にATMの機械トラブル等について、問合せの電話のご対応。
・受付内容をPCに入力し、内容によっては現地の保守員へ、電話やSMSにて機械の修理依頼を行う。
・保守員より修理完了の連絡が入ったら、対応状況をPCにご入力いただき一連の業務が完了。
※業務では日本語しか使いません。
※電話等の受付のみでなく、PCへの入力、案件の管理も業務内容に含まれます。
※将来的にはスーパーバイザー(SV)など管理業務へのキャリアアップも可能です。
場所バンコク
BTS Surasak駅から徒歩24分
CAT Tower 20th Floor
バンコク
MRT Thailand Cultural Centre駅
バンコク
BTS Asoke駅近く
Thailand Exchange Tower
バンコク
サトーン方面
バンコク
BTS Asoke駅近く
Jasmine City Building
その他インセンティブ:業務によりあり
昇給:3か月毎に査定
賞与:2回(業績により変動、入社2年目以降)
ボーナス:1年間継続勤務後から半年毎、勤務成績優秀者に18ヶ月目 8,000バーツ支給、
24ヶ月目以降 半年毎に10,000バーツ支給
【各種手当】
通勤交通費支給:あり(上限あり)
残業手当:あり
夜勤手当:あり(オペレーター職のみ)
【福利厚生】
健康診断(年1回)
タイ民間保険加入補助制度(勤続年数に応じて変動あり)
タイ語無料教室
【保険、ワークパーミット】
タイ国社会保険加入
労働許可(ワークパミット)及びそれに付随する滞在許可取得費用
・通勤交通費支給
・タイ社会保険加入
・民間医療保険加入(通訳常駐病院利用可)
・就労ビザ・ワークパーミット取得費用支給
・健康診断費補助
・渡航費補助30,000バーツ支給(1年勤続時)※一部渡航費充当で前渡し可能
・服装自由
・ビジネスビザ・労働許可証(取得費用会社負担)
・タイ国社会保険、会社加入医療保険、任意加入医療保険
・定期健康診断有
・語学学校社員特典 (英・タイ語両方対象)
・契約旅行会社割引
【福利厚生など】
・社会保険加入
・健康保険加入
・ビザ・就労許可証取得サポートあり
・同系列ホテルグループのスタッフ宿泊割引あり
【福利厚生など】
<国内勤務時>
・各種社会保険完備(雇用・健康・厚生年金・労災)
・リフレッシュルーム完備
<タイ・バンコク勤務時>
・タイの社会保険制度に加入
・ビザ・ワークパミット:取得サポートあり
・渡航費補助:あり
・健康診断補助:あり
・医療保険補助:あり
・住宅手当:あり(1,000バーツ固定支給)

タイBPO企業の給与相場

上記の比較表を見ていただいて分かる通り、BPOやコールセンターのタイ現地採用の平均月収は30,000-50,000バーツ程度です。

タイで日本人の最低賃金は月収50,000バーツといいますが、BOIという特別な認定を受けているので最低賃金以下で雇用ができるのです。

スーパーバイザーや特別なスキルがあると50,000バーツを超えることがありますが、最大でも60,000バーツくらいでしょう。

月収30,000バーツというと、11万円くらいなので日本でアルバイトした方が給与は高いです。

タイは家賃は安いですが、それ以外は日本と変わらないのと、日本食は日本より高く、日本への一時帰国費用を貯金したりすることを考えると生活は相当厳しいと思います。

タイ人の新卒の給与が20,000バーツくらいなので、毎日タイ料理を食べて慎ましい生活を送れば生活することは可能です。

語学が全くできないけど、とにかく海外で働きたいという人が日本のアルバイトの延長線で働くイメージです。

語学がTOEIC 500くらいあれば、営業などで働いた方が長いキャリアを考えると良いと思います。

タイBPO企業の特徴

・シフト制が多い

・給与以外の福利厚生が充実(語学クラスやマッサージなど)

・ほとんどがバンコク市内の駅近オフィス

タイBPO企業で働くメリット・デメリット

個人によって価値観が違うので、BPO企業で働くメリット・デメリットは異なりますが、結論から言うとデメリットの方が多いです。

メリットとしては、語学や海外経験がなくても良く、一般的なレベルができれば簡単に面接が受かりオファーがもらえるという点です。あと、服装や髪型も自由ですね。

シフト制で残業がないという意見も見ますが、営業や他の仕事で残業がない仕事もあります。

あとは、大勢の人で一つの業務量を捌く仕事をしているので、一人くらい休んでも大きな迷惑にならないかもしれません。

一方、デメリットはたくさんあるので箇条書きで7つ列挙します。

・給与がとにかく安い

・同僚の意識が低いかアウトロー

・アルバイトと同等の職業に周囲から思われる

・量産型の交換可能人材になってしまう

・ルーティーン業務が多い

・ストレスが多い(特にアウトバウンドコール)

・キャリアが積めない(年取ったら困る)

広い視野で情報を集め、可能性を広げよう!

どうしても英語が話せず海外で働いた経験がないとBPOやコールセンターなどの敷居の低い仕事に飛びついてしまいがちです。

私も英語が話せたにも関わらず海外で働ける自信がなく、応募してしまった過去があります。

最終的には就職しませんでしたが、本当に働いていたら一生後悔していました。

普通に日本語でコミュニュケーションができれば、英語が多少話せなくても働ける仕事は他にもあります。

大事なのは、より多くの情報を集め失敗しない選択をすることです。

私がすすめているのが、求人サイトや人材紹介会社に登録することです。

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