タイの現地採用で「月収10万バーツの壁」という言葉があります。
これは例えばタイの現地採用で一番多い職種の営業職で、給与レンジが5-7万バーツとされていており、ほとんどの日本人がこれくらいの給与レンジで働いていることから、10万バーツを超えることが難しいという背景からきています。
10万バーツというと、日本円で35万円くらいですから、日本でも月収20万円程度の新卒レベルでは全然なく、20代後半から30代前半くらいの社会人経験のある一般的な給与と言えるでしょう。
タイの現地採用の求人を見ていると、月収15万バーツや20万バーツを超えるような求人もチラホラ見えます。
では、どんな職種の日本人が10-15万バーツ越えの月収を貰っているのでしょうか。
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実際の10-15万バーツ越え求人
人材紹介会社で有名なJACとRGF(リクルート)のウェブサイトを見て、10-15万バーツを超える求人を実際に拾ってきてまとめていました。
こう見ると以下3つの特徴があります。
・技術職(機械エンジニア、ITエンジニア、建築、品質管理)
・マネジャー職(マネジャー、ダイレクター、工場長)
・外資系企業や経営コンサル
結論、日本でも引く手あまたの高給職がそのままタイの現地採用でも給与の高い職種となっているようです。
日本で求められていない職種が突然タイで評価されるわけでもなく、分かりやすい専門性をもったスキルがある人材が希少で海外でも求められています。
高給取りの世界になってくると、より英語力が求められる傾向もあるが、それだけで10万バーツを超えることは難しそうです。
文系の営業などはマネジャーになって、ギリギリ10万バーツを超えれるか超えれないかくらいでしょうか。
もちろん、営業であればインセンティブなどを含めると10万バーツを超える時もあるかもしれないですが、ここでは一般的な固定給の話にとどめておきます。
駐在員のチャンスもあきらめずにチャンレジしよう!
現地採用と比べたら駐在員の求人と言うのは圧倒的に少ないのですが、そのチャンスを最初からあきらめず探してみることをおすすめします。
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あきらめずにまずは行動です!