タイのコールセンター職は底辺?実態を公開!40代、50代でもバンコクのBPOで働ける求人はある?

前回、タイ・バンコクのコールセンター求人について徹底調査を行い、Masterpiece、BPO Bangkok、トランス・コスモス、Marriott Vacation Club、Socio Futureなどの実際の企業の給与や仕事の実態を紹介しました。

今回はなぜコールセンターでの仕事が底辺と言われるのか、またどんな年齢構成の人が働いているのかなどの実態に迫りたいと思います。

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なぜタイでコールセンターの仕事は底辺と言われるのか?

遡るとタイのコールセンターの仕事が注目を集めたのが、TV番組の「幸せボンビーガール」が発端でした。

そこでは、安い給与で貧乏であってもタイの物価ならば幸せに暮らせるという内容でした。

タイ在住者からはネット上で「もう昔と違いタイはそんな安い国ではない」という議論が活発になりました。

確かに生活する上でのサービスや物は日本と変わらず、マクドナルド、日本食、車などは日本よりも高い水準です。

家賃、マッサージ、タイ料理くらいは日本より安いでしょう。

日本と変わらない物価であれば「幸せボンビーガール」とタイトル通り、待っているのは貧乏な生活なのです。

以前タイのコールセンターについては全ての会社の給与を比較して表にしました。

ほとんどの会社が30,000バーツと日本円で11万円くらいの月収でした。

日本でコールセンターでアルバイトしてもフルで働けば20万円くらいは稼げます。

それを語学が話せなくても海外で働けるという夢と引き換えに一発逆転をかけて失うものがない日本人たちがバンコクのコールセンターに集まるのです。

タイでは、駐在員、現地採用とあり、現地採用の中でもBPOと呼ばれるコールセンターで働く人の給与はタイ人もしくはそれ以下のレベルで低いですから「底辺」と言われてしまう背景があります。

仕事の内容も日本人のアルバイト求人と同じ誰でもできる業務なので、入社のハードルも低いです。日本の最低賃金以下で日本人を合法的に雇用できるわけですから企業にとってはメリットがあります。

その誰でもできる採用条件という点も「底辺」と呼ばれてしまう所以なのかもしれません。

語学不問で応募できるが、40代、50代でも採用される?

コールセンターの仕事が給与が安いことは分かったが、40代、50代でも果たして採用されるのか。

答えは、40代前半だとOKだが、50代だとけっこう厳しいです。

ただ、中には50代でもきちんとした経歴があったり、海外経験があったり、コールセンター経験があれば雇用してくれる企業もあります。

やはり、企業も若くて体力的にも元気で俊敏性の高い人材に頑張ってもらいたいので、若手が欲しいのはどこの企業も同じです。

50代だとどうしても脳の思考が固まり、歳上というプライドもあり上司となるスーパーバイザーの人も扱いにくいという理由もあります。

また、タイで働きたい理由も重要になります。お金には余裕があり、今後安定してタイで長く暮らしてみたいというような展望があり、性格も物腰柔らかな方であれば可能性はあります。

タイで遊びたい、楽に生きたいというような仕事に専念してくれなさそうな方は難しいかもしれません。

底辺の実態から抜け出す方法

どうしても英語が話せず海外で働いた経験がないとBPOやコールセンターなどの敷居の低い仕事に飛びついてしまいがちです。

私も英語が話せたにも関わらず海外で働ける自信がなく、応募してしまった過去があります。

最終的には就職しませんでしたが、本当に働いていたら一生後悔していました。

普通に日本語でコミュニュケーションができれば、英語が多少話せなくても働ける仕事は他にもあります。

大事なのはより広い視野で情報を集め、自分の可能性を探ることです!

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