結論から言うと、ITエンジニアが海外で転職する場合は、専門の転職エージェントを利用しましょう。
ITエンジニアは海外において有利な職種となり、仕事が見つかりやすい仕事となります。ベトナムやタイなどの新興国ではオフショア開発が盛んに行われており、ブリッジエンジニアのニーズが高いです。また製造業が盛んな国では、生産管理システムの導入などのSIerの仕事もあります。
一方、ITエンジニアは現地の安い労働力がいるのでIT土方として働くニーズは多くないですが、それらの業務を理解していないとできないプロジェクトマネージャーなどの仕事は一定数あります。
ITエンジニアと一口に言っても、以下のように数種類ありますよね。
- システムエンジニア(システムを設計・製造・テストして作り上げるエンジニア。ITによって実現したいことを顧客から聞き出し、設計書に書き出し、プログラマに指示を出す仕事)
- プログラマ(システムやアプリケーションの設計に基づいて、プログラミング作業を行う仕事)
- ネットワークエンジニア(システムが利用するネットワークの設計や構築、運用保守を行うエンジニア)
- データベースエンジニア(データをどんな形式で扱いどのように格納するのかといったデータベース設計を行う仕事)
- webエンジニア(webを利用したシステムを設計構築する仕事)
- エンベデッドエンジニア(機器に組み込まれているコンピュータを構築するエンジニア)
正直、海外で一番ニーズが高いのがシステムエンジニアのポジションで、プログラマは先ほど述べた理由からニーズは少ないです。ただ、プログラマであっても、システムエンジニアとして働き現地のプログラマに業務を落とし込むスキルは磨けると思うので、挑戦する価値はあると思います。
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なぜ、専門の転職エージェントを使うと良いか
冒頭で申し上げましたが、ITエンジニアとして海外転職するなら専門のエージェントを利用するのが一番いいです。
理由としては、
- 一般のエージェントだと転職コンサルタントが専門用語や経歴を理解できない
- 専門のエージェントの方がITエンジニアとしての求人やそのスキルを活かせる求人が多い
- 専門のエージェントはより細分化された細かいニーズに対応できる
などがあります。
例えば、ITエンジニアの種類を述べても一般のエージェントのコンサルタントは専門用語が理解できません。よって、どの求人とマッチングさせたりすれば良いか分からないと思います。
さらにはITエンジニアのキャリアパスについても理解していないことが多いです。
一般的に、ITエンジニアは、プログラマ(PG)⇒システムエンジニア(SE)⇒プロジェクトマネージャー(PM)⇒ITコンサルタントや管理職のようにより全体をマネジメントする方へキャリアを積んでいくキャリアパスがあると思います。
ただ、これも広範な領域を扱っている転職コンサルタントであれば理解していないのでアドバイスをもらうことはできないでしょう。
海外転職するITエンジニア向けおすすめ転職エージェント
マイナビエージェント×IT
まず私が一番登録して欲しいエージェントが、マイナビエージェント×ITになります。
国内最大級の転職支援実績を持つマイナビなので求人数が多いです。キャリアコンサルタントもIT業界者となるので、キャリアパスなんかに親身になってアドバイスをくれます。
海外勤務または海外に関わる仕事について相談しましょう。
WORK PORT
株式会社リクルートキャリアが主催する2016年度下半期リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING』にて、 2017年6月12日に『転職決定人数部門 第1位』を受賞したのが、WORKPORTです。
10年以上、IT専門で紹介を行っていましたが、2014年に総合型へと幅を広げましたが、元々がIT専門なのでこの領域に強みがあります。
強みであるIT/インターネット業界だけでも約2000社との取引実績があり、常時15,000件の求人を保有しております。非公開求人も豊富にあります。
レバテックキャリア
IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービスがレバテックキャリアとなります。30秒で無料サポート登録ができます。
TechClipsエージェント
ITエンジニアに特化した転職エージェントであるTechClipsエージェントは高収入のハイクラスポジションを目指す人におすすめのエージェントです。
現職エンジニアがキャリアアドバイス、技術査定をするところに安心感があります。
リクルートエージェント
日本にいる人は日本のリクルートエージェントへ登録しましょう。登録は5分ほどで終わり、全て無料です。
専門領域ごとにコンサルタントが分かれているので、ITエンジニアの転職に長けているコンサルタントに出会えるはずです。
ITエンジニアの海外転職に関するまとめ
ということで5つの転職エージェントを紹介させて頂きました。フリーランスエンジニアの場合また登録する人材会社が変わってくるのですが、企業で働く方が個人の信頼性や仕事と雇用の安定性が良いのでおすすめです。
基本的には上記で紹介した2~3つの複数のエージェントに登録することをおすすめします。
- マイナビエージェント×IT
- WORKPORT
- レバテックキャリア
- TechClipsエージェント
- リクルートエージェント
とりあえず、マイナビエージェント×ITに登録しておいて、もう1つか2つエージェントの特徴に合わせて登録するのが個人的にはベストな組み合わせだと思います。