【経験談】現地採用の海外面接に掛かる費用!交通費(渡航費用)は会社負担?候補者負担?

海外で働こうと思った人が最初に超えなければならないハードルが、海外の現地法人で対面面接するときに掛かる飛行機代。日本で新卒のときにした就職活動なんかは企業負担の場合があったけど、海外就職においてはどうなんでしょうか?

海外転職を何度も繰り返した私が、海外の現地採用における対面面接のための渡航費が企業か求職者のどちら負担だったかを実体験から教えちゃいます。海外就職(転職)に掛かる費用の総額もシェアしますね。

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対面面接を希望する会社がどれくらいあるか?

渡航費用を考える上でそもそもどれくらいの企業が海外の現地での対面面接を求めるかについて先に話しておこうと思う。スカイプ面接で全ての選考が終わるのであれば、渡航費用に悩む必要はないからである。

結論から言いましょう。

大体ですが、95%くらいの会社が現地での対面面接を必須としてきます。

現代人からしたら、スカイプやVRで面接してくれよと思うかもしれませんが、面接官は大体の場合、あなたより年上のテクノロジーへの信頼感が薄い人たちなのです。

ただ、安心して下さい。唯一の救いが、一次面接はスカイプ面接をしてくれるという点です。そこで、落ちる場合もありますし、求職者側がなんか違うなと思う場合もあるので、いきなり対面ということは極めて少ないということです。

また、面接官が日本への出張が多ければ、そのタイミングで東京で面接してくれるケースもあります。

なぜ対面面接が必須なのか?

どうして、スカイプで選考が完結できないのかと思う人もいると思います。

理由としては、スカイプだとその人の持っている空気感だとか、立ったときに全身から放つオーラや、声のトーンなども把握できないからです。

さらに言うと、企業としてはその会社またはその国で働く本気度をここで試しているのです。冷やかしではないですが、取り合えず面接を受けてみたという候補者かどうかを確認しているのです。

求職者としては、渡航することでその企業への本気度を示すことができます。渡航費用で海外旅行しようという心の曲がった人もいるかもしれませんしね。

自分に対して自信がある求職者ほど、渡航を嫌がりますが、海外で働く上では残念ながら現地対面面接というのは避けられない道なのです。

一次面接のスカイプ面接はどこですればいいのか?と困っている方は下の記事も合わせて読んで下さい。

【保存版】オンライン面接(Zoom, Microsoft Teamsなど)の場所に困ったらココが良い!自宅以外の適切な面接場所を共有!

対面面接の渡航費用は企業と求職者のどちらが負担か?

先ほど95%くらいの企業が現地での対面面接を求めると言いましたが、費用負担についても結論を申し上げようと思います。

結論として、その内99.9%くらいの会社が渡航する飛行機代を求職者負担としています。

当たり前ですが、面接のたびに飛行機代をバンバン候補者に渡していたら、企業の経費と言えども莫大な額になりますからね。求職者にとっては残念ですが、これが現状です。

海外で本気で働きたいと思っている人は、飛行機代くらいは用意しておきましょう。

ただ、そんなに重く考える必要はないと思います。だって、海外で働きたい人って絶対に海外旅行とか好きでしょ。なので、面接には行くけど、最悪その国を観光して旅行だったと思ってしまえば良いのではないでしょうか。

海外面接にはいくら費用がかかるか?

ということで、海外で就職活動するには最低渡航費用が掛かりますが、ザックリ就職活動に掛かる費用を計算してみました。

  • チケット代:5~10万円(日本の住む場所やどこの国に行くかによる)
  • 宿代:2万円(1泊5千円×4日間)※もちろん住むホテルのレベルや滞在期間によります
  • その他雑費:3万円(クリーニング代、食費、国内での交通費など)

合計すると10~15万円くらい海外での就職活動には掛かると思います。

大きいお金ですが、先ほども申し上げましたが、就活も兼ねた半分旅行だと思ったら海外旅行してもこれくらい掛かるので、あまり気にする必要はないと思います。

渡航負担を減らす解決方法

やっぱり海外就職の負担は大きいと思ったあなたにアドバイスを少しお伝えします。

① 最安値航空券を取得する

まずは、安い航空券を探しましょう!個人的にはKiwi.comというサイトがおすすめです。LCCなんかも航空会社候補に含まれているし、見た目やスピードも大満足のサイトです。

② 最安値のホテルを探す

航空券と同様にホテルもHotels.comなどの最安値確認サイトを使って探しましょう。サイト経由だとお得になることが多いので、ぜひチェックして予約しましょう。

③ 複数の転職エージェントに登録

一番重要なのが、複数の転職エージェントやサイトに登録して、複数の企業の面接を受けることです。1社のためだけに渡航して、その1社の最終面接が落ちた場合は、渡航した費用が無駄になります。

そのリスクを避けるためにも複数の企業の選考を進めましょう。ただ、受けたい企業というものがないかもしれないので、複数の転職エージェントやサイトに登録することで求人情報の網羅性を確保しましょう。

個人的におすすめなのが、

の2つ両方に登録することです。

リクルートエージェントの手厚いサービスを受けて、Aidemの網羅性を担保すれば十分でしょう。

私も実際にリクルートエージェントへ登録しましたが、日本でキャリアの相談ができるのは良かったです。