【保存版】海外現地採用として働くメリット・デメリットを経験から10個網羅してみた

これから海外現地採用で働こうと考えているあなた!

実際に海外で働いている海外転職マニアの私が、現地採用として働くメリット。デメリットを実体験に基づいて網羅的にリストアップしましたので、現地採用で働こうと考えているそこのあなたは、是非じっくり読んで現地採用のリアルを理解してもらえればと思います!

※本記事にはPRが含まれます

現地採用のメリット5つ

1. 確実にいきなり海外で働ける

現地採用の最大のメリットは、速攻でいきなり海外で確実に働けること。

例えば、現在日本の会社で働いている人も、海外で働きたいと主張することができると思いますが、それがいつになるのか全く予想はつかないはず。

日本で海外で働きたいと悶々としながら仕事していくうちにあっという間に年齢を重ねていってしまう結果となります。

人間いつ死ぬか分からないので、海外で働きたいという明確な気持ちがあるなら、現地採用として転職活動するのはありかと思います。

2. 会社都合で日本に帰国しなくても良い

もし奇跡的に日本で働いている会社から駐在員として海外で働けるチャンスを手に入れたとしても、いずれ帰任の命令がでます。ずっと海外でキャリアを積んでいきたいという人にとっては不都合ですよね。

数年海外で仕事を経験してあとはずっと日本というのは、海外でキャリアを積みたい人にとっては望まないことのはず。

ただ、現地採用であれば日本に帰任ということがないので、思う存分満足のいくまで海外でキャリアを積むことができます。

3. 日本よりは仕事が忙しくない

勘違いする人が多いのですが、海外だと楽に働けると思ったら若干間違っています。日系企業で働く以上、日本的な細かさや働き方が求められます。

外国はワークライフバランス重視だ!仕事楽だ!みたいな考えの人は少し考えを改めた方が良いかもしれません。逆に今だったら働き方改革が行われている日本の方がワークライフバランス取れた働き方が実現できるかもしれませんね。

ただ、幸い現地ローカルの外国人は日系だろうがのんびりと働き、すぐに帰るので、日本人もそれに影響されて”日本よりは”のんびりと働けます。

4. 日本では働けなかったような大手企業で働ける

現地採用では、日本では正社員として働くのが難しいような会社に働けるチャンスが多くあります。大手自動車メーカー、大手商社、大手金融機関など。

もちろん現地採用ではありますが、キャリアに箔を付けることができますね。

5. 日本で働くよりは気軽に退職できる

現地採用は働いてせいぜい3~5年くらいじゃないでしょうか。もちろん10年とか働く人もいますが、終身雇用のような感じで働く人がいないので、雇用主側もそれを分かっているので、辞めるのが楽だと思います。

ジョブホッピングが好きな人にとっては良いかもしれませんね。また、現地ローカルの外国人がどんどん辞めていくので、そういった環境も退職がしやすい風土を醸成しているのだと思います。

現地採用のデメリット5つ

1. 給与が現地の物価見合いになる

現地採用で働くということは、日本で働いていたころよりも給与が下がります。中国、タイ、ベトナム、インドネシア、インドなどその現地の物価や給与水準に合わせた額になります。

給与の額を下げたくないという人はシンガポールや香港で現地採用という手段がありますが、物価(特に家賃)が高くなるので、シェアハウスに住むという貧しい生活をしなければなりません。

それだったら、他の発展途上国で豪華なコンドミニアムなどに住んだ方が良いと思います。

給与=自身の価値と考えている人はここを受け入れられるかどうかが、海外で現地採用として働けるかどうかのポイントになってきます。

2. 駐在員との格差を感じる

日本では、総合職と事務職のような給与形態の違いがありますが、ほとんどが総合職で働く人が大勢で、サポートの人が数名という組織が一般的だと思います。

ただ、海外の現地法人だと、駐在員待遇で働く人と現地採用待遇で働く人が混在します。

悪い例として、全く同じ仕事をしているのにも関わらず、雇用体系が違うだけで給与に大きな差が生まれることです。

こういったケースの場合、現地採用の方の退職に繋がるケースは多いです。

回避方法としては、駐在員のいない現地設立の会社だとか、駐在員がほとんどいない会社で働くことと良いです。そういった環境であれば駐在員と現地採用の格差を感じることがないので。

3. 年金や保険は日本ほど手厚くない

日本だと国民年金から、保険からほとんど会社が払ってくれますが、海外だと日本ほどそういった福利厚生が手厚くないケースが多いです。

もちろん各国に年金や保険に相当する制度がありますが、会社によってはあったりなかったりします。

4. 会社によってはキャリアアップができない

日本だったら右肩上がりに年齢ととも役職も上がっていくと思いますが、海外現地採用だと会社によっては現地採用としてのキャリアに天井がある場合があります。

でも、本当に凄まじい実績を積めば日本本社採用となる会社もごくまれにあります。

これも会社を見るときに駐在員比率だとか、そういった実績があるかを確認すれば良いと思います。

5. 現地ローカル外国人と駐在員の板挟みになる

これも会社によるのですが、現地採用という立場でも現地ローカル外国人よりは給与が高いケースが多いので、嫉妬の対象になることがあります。

一方、駐在員から見ても、現地ローカル外国人よりは給与をもらっているという認識になって、現地人以上のパフォーマンスを求められることがあります。

うまく立ち回れる人であれば、現地ローカル外国人と駐在員の間に立って不満を解決するなどの役目を果たすこともできます。

まとめ

このようにメリット5つと、デメリット5つをリストアップしましたが、いかがでしたでしょうか。

決断は全てトレード・オフであると思うので、現地採用で働くということは、メリットを享受する代わりにデメリットも受け入れるということであります。

すぐに確実に海外で働けるとう目的を達成するために、現地見合いの給与や待遇を受け入れるということであります。

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