ブラック企業には入社したくない!これは誰もが転職活動で思う悩みかと思います。
面接中に「残業は多いですか?」と聞くのもマイナスポイントになる気がするので聞きにくいですよね。
ワークライフバランスをうまく聞き取れる質問も提案します。
転職でワーク・ライフ・バラウンスの取れる会社の見極め方
- チームの人員構成を聞く
忙しいとは往々にして、人が足りていない状況ですから、もし会社の業務内容を考えた時にチームメンバーが足りないと感じれば忙しいポジションであることが察すれるでしょう。
- 社員の1日の過ごし方を聞く
残業は多いですか?と聞くより1日の何時になにが始まってみたいのを話させて、仕事が終わる時間を聞くのがいいと思います。
- デジタル化の浸透度を聞く
いまだにシステム導入とかをせずにExcelとか人力で乗り切っている会社は労働時間が長い可能性があります。
- 採用背景を聞く
もし採用背景が以前の人が業務過多で退職したための補充ポジションなどであれば要注意です。
- 大手日系かベンチャーかで判断
大手の日系企業ほど社会的責任が重く、サブロク協定(労働基準法第36条)の法定労働時間を守っているケースが多いです。
一方ベンチャーは「うちはベンチャーなので成長中で今が頑張りどきだ」という固定フレーズがまかり通ってしまうので働き方としてはブラックになりやすいです。
たちが悪いのが、メルカリとかサイバーエージェントみたいなメガベンチャーならいいのですが、ただ規模が小さいだけの会社をベンチャーという便利な言葉で一括りにしてブラック体質を許容してしまうことです。
退職理由を面接で「残業が多かったため」「ワークライフバランスの取れる会社で働きたい」というのはOKか?
結論、本当の本当に残業の多さが転職理由であればOKです。
ただ、志望理由で「ワークライフバランスが取れるので」というのはOUTだと思います。
会社としては社員にがんばってもらいというのはどの面接官も思っているはずです。
仕事をしに応募しているのに、人にとっては「楽をしてお金がほしい」と取られます。
では、なぜ冒頭で本当に残業が多いのが転職理由であればOKと言ったかというと、ブラック企業や残業が多い会社は、あなたを選考で落とすからです。
それであれば、あなたは残業が多いから辞めたのに、また残業が多い職場で働くのを避けられるわけですから、OKと言いました。
もしその会社に多少は残業が多くても、別の理由で働きたいが、残業が多いのは嫌だということであれば、聞き方を変えましょう。
例えば、「現職では残業時間が月80時間で土日出勤もあるのがきつくて転職を考えている」と言えば、「うちは月20時間なのでこの求職者は働けるな」と思ってくれる可能性があります。
なので、具体的に何時間が厳しいのかというのを数値化してすり合わせをするのがいいと思います。